障害通知のカスタマイズ

Zabbixは障害を検知したときの通知として、以下の方法を選択することができます。

  • Eメール
  • SMS
  • Jabberチャットメッセージ
  • Zabbixエージェン上でのコマンド実行(リモートコマンド)
  • Zabbixサーバ上でのコマンド実行(アラートスクリプト)

EメールやSMS、Jabberチャットメッセージはそれぞれの方法でテキストメッセージを送信します。これらはZabbixサーバの標準機能として搭載されているため、Webインターフェースから設定を行うのみで利用できます。

Zabbixエージェント上でコマンド実行する機能はリモートコマンドと呼び、Webインタフェースで設定したコマンド文字列がZabbixサーバからZabbixエージェントに渡され、Zabbixエージェントがコマンド実行します。

障害発生時にZabbixサーバ上でコマンドを実行する機能をアラートスクリプトと呼び、Zabbixサーバから指定した情報を引数に渡してOS上の任意のコマンドを実行することができます。独自に作成したスクリプトも実行できるため、障害発生時に様々なことを実行させることができます。ここではアラートスクリプトを利用した通知方法の例としていくつかのスクリプトを紹介します。