ZABBIX 1.1beta7リリース

ZABBIX 1.1beta7がリリースされました。以下、リリースノートの翻訳です。------------------------------* ZABBIX 1.1beta7リリースノートこのドキュメントはZABBIX1.1beta7のリリースノートです。以下にリリースの詳細を示します。これは過去の情報の訂正や主要なドキュメントの補足となります。次のリリースまでに、新しいテンプレートを導入する予定です。まだ機能追加の凍結は行われていません。[変更点]* 新しいホストテンプレートホストは1つのテンプレートのみにリンクすることができます。テンプレートは再帰的に利用可能です。例えばUnix->Oracle->Hostの場合、ホストはUnixテンプレートとOracleテンプレートの両方のアイテム、トリガー、グラフを利用します。* housekeeperの改善ZABBIX GUIは最新の情報のみ表示します。Housekeeperはトレンドやヒストリのデータの削除の管理を行います。* GUIの改善- アクションにグループ操作を追加- アクションの有効/無効化- グラフ名にホスト名を追加* 値のマッピング整数値に対して、文字列をマッピングすることができます。例えば、ホストステータスを0=>"Available", 2=>"Not available"のように設定可能です。値のマッピングはメール通知にも利用することができます。* トリガー関数#Nのサポート関数max()、min()、avg()、delta()、sum()に#Nを使用することができます。#Nは最新の値の数を意味し、例えば、sum(#10)は最新10個の値の合計となります。* 修正 - ホストステータスの初回取得時の処理方法を修正 - スクリーンのナビゲーションバーを修正 - アクションのグループIDエラーを修正 - {IPADDRESS}の評価方法を修正 - Tru64のproc.numの処理速度を改善 - その他の修正[次期リリースについて]ZABBIX1.1beta8のリリース後、機能の追加を凍結します。これが最後の修正要求のタイミングになります。バグの報告や機能追加の要求があれば、ZABBIXフォーラムから開発チームに連絡を取ってください。[インストールとアップグレード方法]* インストレーション全ての詳細はインストレーションガイドhttp://www.zabbix.com/manual/v1.1/install.phpを参照してください。* アップグレード以前のリリースからアップグレードするためには、データベースへのパッチ適用が必要です。アップグレード手順の詳細はアップグレードガイドhttp://www.zabbix.com/manual/v1.1/config_upgrading.phpを参照してください。[プレリリースのテスト]* ZABBIXサーバーZABBIXサーバーは以下のプラットフォームでコンパイル/動作テストを行っています。- Ubuntu Linux, AMD64, kernel 2.6.11* ZABBIXエージェントZABBIXエージェントは以下のプラットフォームでコンパイル/動作テストを行っています。- AIX 5.2- FreeBSD 4.11, 5.4- HP-UX 11.00- Linux 2.6.11 (Ubuntu)- NetBSD 2.0- OS/X 10.2- Solaris 5.9- Tru64 5.1Bこれらのエージェントはhttp://www.zabbix.com/download.phpからコンパイル済みバイナリがダウンロードできます。エージェントはZABBIXv1.0と1.1の全てのリリースで互換性があります。[本番環境での使用]ZABBIX1.1beta7はベータバージョンであるため、本番環境での使用は推奨されません。リリース前に動作テストは行っていますが、ベータリリースには多くの修正が加えられるため、ZABBIX v1.0ほどの安定性を持ちません。したがって、使用にあたっては新製品と同程度の注意が必要です。[参考]- ZABBIX v1.1 Manual http://www.zabbix.com/manual/v1.1/index.php- ZABBIX Forums (http://www.zabbix.com/forum)- ZABBIX Support (http://www.zabbix.com/support.php)