NFSサービス監視について

NFSサーバのサービスが何かしらの原因で(現在調査中)でサービスダウンしていた時に
それを検知する設定はどのようにすればいいでしょうか。
FTPやPOPなど元々テンプレートととして入っていたものをイメージしていますが
NFSのサービスは検知できないようで困っています。

・FTPのトリガー
FTP service is down on {HOST.NAME}

{Template App FTP Service:net.tcp.service[ftp].max(#3)}=0

コメント表示オプション

お好みのコメント表示方法を選び「設定の保存」をクリックすると変更が反映されます。
ユーザー fripper の写真

NFS サービスは、Zabbix エージェントが導入されたホストで動作しており
そのホストが NFS サーバとなっている、ということで良いでしょうか?

#ご質問の際には、OS や、サーバ・エージェントのバージョン情報等も
#添えて記述していただくようお願いします

以下、Linux 系で、NFS サーバを利用しており、それを、Zabbix エージェント経由で
監視したいものとして考えます

まず、Zabbix 標準のアイテムでは、NFS のサーバ側機能を監視するような項目・アイテムキーは存在していません

何を以って、正常と考え、何を以って、異常とみなすか、という点も含め考えて、
監視の方法を決める必要があるかと思います

そもそも、NFS は、複数のデーモンによって成り立っているようです
ディストリビューションによっても異なるのかと思いますが
CentOS6 の場合では、nfs / nfslock / rpcbind 等がその構成要素です

1. ネットワーク通信ポートが Listen しているか否か
NFS の標準的な通信ポートは 2049 や111 等となっていますが、複数のポートが関与しているだけでなく
nfsサービス側の設定によって変更も可能です
また、それらの通信ポートが Listen しているか?だけで、正常・異常の判断をしてしまっても良いのか?
という、監視の基準に関する点も問題になるかと思います

ポートの待受状況の監視には、net.tcp.listen 等のキーが使えると思います

1. UserParameter を利用して、あるべき応答が得られるかを確かめる
上記のとおり、複数の構成要素から成り立っているので、正常・異常の判断基準を明確にする必要があります

あくまで「例」ですが、私のやったことのあるチェック事例では、以下のすべてのコマンドで
1行以上の表示が得られていれば、NFS サーバ側として一般的に必要となる動作は
概ね動いていると判断できる、などとしたことがあります
/usr/sbin/rpcinfo -p localhost | grep portmapper
/usr/sbin/rpcinfo -p localhost | grep status
/usr/sbin/rpcinfo -p localhost | grep mountd
/usr/sbin/rpcinfo -p localhost | grep nlockmgr
/usr/sbin/rpcinfo -p localhost | grep nfs
もちろん、これで完全に「監視できているのか?」は私自身も保証できるものではなく
「とりあえず、動いているんじゃないかな」程度でしかないです‥(汗)

あくまで参考にお願いします

NFS サーバ機能の監視は、どうにも難しい気がします
マウント公開している側でなく、マウントを張っている(クライアント)側で
ファイル一覧が取得できているか否か、などの監視方法もアリなのかもしれません