監視間隔について

いつもお世話になっております。
Zabbix3.0を使用しております。

最近Zabbix1.8から3.0にバージョンアップを行ったのですが、SNMPTrap通知の検知状況に変化がありました。

「SNMPv2-MIB::authenticationFailure」が1.8の時は1日に特定の機器から複数回検知をしていたが、3.0にしてから検知されなくなった。」

1.8の時に出ていた原因
 ・監視サーバから監視対象の間にあるNW機器(NATをしている)がある
 ・大量監視処理が同時に走るとNAT処理が間に合わず、監視対象の機器に対して許可されていない
  IPで聞きにいって上記Trapが発生する
という状態でした。

3.0にして出なくなったのは、「監視処理の間隔が同時大量処理を実施しない動きになった」と推測しているのですが、
 1.8では監視間隔は一定の間隔であった・・・10分間隔とした場合、毎時10分・20分・30分・40分・50分・0分でアイテムを取得している
 3.0では監視間隔は監視を開始してからの間隔で取得する・・・10分間隔とした場合、5分開始だと、毎時15分・25分・35分・45分・55分・5分でアイテムを取得する
このような動きになっているのでしょうか。

ご教示いただけると助かります。

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SNMP監視設定のIPを入れるところで、「bulkリクエストを使用」にチェックはどうされていますか?
1.8には無かった項目です。SNMPv2以降の項目のみ使えますが、挙動が変わったのはおそらくその辺が
原因かと思います

ユーザー tomi12120321 の写真

早々のご確認ありがとうございます。
「bulkリクエストを使用」にチェックはされています。

監視間隔の仕様変更はないのでしょうか。

そもそも論なのですが、SNMPトラップに監視間隔は存在しませんよ。
何か他の監視項目と齟齬ありませんか?

トラップは監視対象機器発の動きで、ZABBIXサーバ側は完全に受け身です。
おそらくトラップ以外のSNMP通信があり、コミュニティ名が違うか、許可されていない
snmpget通信が存在為ていて、Trapが発生しているのでは?

bulk使用がチェックされているなら、上記の想定した影響で多少の挙動変化は出てくるはずです。
先にSNMPトラップとSNMPエージェント(v1/2/3)の違い、整理されることをお勧めします。

改めて申し上げますが、SNMPトラップには監視間隔は存在しません。
ZABBIX内部の機構は違いますが、挙動としてはログ監視と同じ概念ですから

ユーザー karna の写真

監視間隔設定はあくまで間隔の設定で、1.8でも、監視を開始してからの間隔で取得する動きです。
(設定可能な値が3600を割り切れる値だけであればいいですが、必ずしもそうはならないですよね)

・バージョンアップ、アルゴリズム変更による負荷分散
・同時実行プロセス数の減少による瞬間的な負荷の軽減
等はあるかと思います。

なお、毎時10分・20分・・・といった指定は、”更新間隔カスタマイズ ”として実装されています。(3.0から?)

>wakabaさん
 ”SNMPトラップの監視間隔” についての質問ではなく、Trapが発生しなくなった要因として、
監視(間隔)の挙動の変更があったかどうかという質問だと判断されますが、いかがでしょう。

> karnaさん
すみません、私はそのように受け取れはしませんでした。

確かに監視が開始するタイミング、または更新間隔カスタマイズを利用している
ならばそうなのですが、

1.更新間隔カスタマイズに具体的に触れていないこと
  もし使っているなら、Trapが無くなる理由にはなるとは思えない点・・・

2.「大量の監視が走ると・・・」書かれていた点

・・・とを勘案すると先のような対応になった次第です
少なくとも、通知が無くなったことと監視間隔の質問に因果関係が見いだせず・・・

ユーザー fripper の写真

SNMPTrapそのものは普段から発生しているというわけではなく
Zabbixが、Trap監視とは無関係な何らかの監視項目について、大量のポーリングチェック処理を
一気に実行してしまった場合に、NATを処理しているルータ機器においてNAT処理が捌ききれず
NATルータ機器が悲鳴をあげる形でTrapが発生してしまって、ZabbixがそのTrapを受けていた

‥ということなのではないでしょうか?

バージョンアップしたことによって、ポーリング処理周りの挙動が変わって
・そもそも処理の効率が良くなった?
・zabbix_server.conf の「StartPollers」設定値が少なくなっていて、バージョンアップ前は
 大量のポーリングが同時実行されていたのがされなくなって、ルータ側でのNAT処理が
 追いつく程度に減っている

といった差異があり、Trapが発生しなくなったのではないでしょうか?

この仮定が有っているのだとすれば、SNMPTrapに関する監視項目の監視間隔の設定は無関係だと思います

いかがでしょうか?

ユーザー tomi12120321 の写真

wakabaさん、karnaさん、fripperさん
 ご確認・ご回答ありがとうございます。
 拙い質問の仕方ですみませんでした。

 状況としてはfripperさんの内容そのものと推測しております。
 自分の周りのネットワーク担当に確認しました。
 →1.8から3.0にしたことで性能面のアップもあると思いますが、
  一番の違いはwakabaさんに最初に教えていただいた「snmpbulk」のところだと考えています。

 なので仰る通り監視間隔の設定は無関係です。

 ご対応いただきありがとうございました。
 大変助かりました。