vfs.dev.*キーの最初のパラメータにデフォルト「all」を使用した場合ネットワークドライブは対象になるのか

バージョン
zabbix-server-pgsql : 4.2.2-1
zabbix-agent : 4.2.6

監視対象
VMware ESXi 仮想マシン
ゲストOS: CentOS 7.6.1810

こんにちは。
ディスクIOについて質問します。

ディスクIOのアイテムを追加しているのですが、このディスクIOはローカルのディスク(仮想ディスク)へのIOなのか、ネットワークドライブへのIOも含むのかがわかりません。

アイテムキー vfs.dev.*[<device>,<type>,<mode>]に対して、実際は vfs.dev.*[,sps,avg1] と設定しています。
<device> を省略しているので、デフォルトの all を使用していると思います。

https://www.zabbix.com/documentation/2.2/jp/manual/config/items/itemtype...
によれば、

[1] vfs.dev.*キーの最初のパラメータにデフォルト「all」を使用した場合、そのキーは統計のサマリーを返します。そこに含まれるのは、sda、sbdのようなすべてのブロックデバイス、それらのパーティションであるsda1、sda2、sdb3…、そうしたブロックデバイスやパーティションを基にした複数のデバイス(MD raid)、あるいは論理ボリューム(LVM)などです。

とあり、「など」にネットワークドライブが含まれるのかどうかがわかりません。

*vfs.dev.*キーの最初のパラメータにデフォルト「all」を使用した場合ネットワークドライブは対象になるのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

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ユーザー TNK の写真

/proc/partitionsに記載されているファイルシステムをチェックし
ていたと思います。
使用されている環境上の上記ファイルの内容を確認してみてくださ
い。

ユーザー busitd の写真

TNK様
ありがとうございます。

/proc/partitions を見てみました:
```
major minor #blocks name

8 0 1048576000 sda
8 1 1048576 sda1
8 2 1047526400 sda2
11 0 1048575 sr0
253 0 52428800 dm-0
253 1 16515072 dm-1
253 2 978579456 dm-2
```
以上から、本題の「ネットワークドライブは対象になるのか」に対しては「ネットワークドライブは対象にならない」とわかりました。
ありがとうございます。

以下は本題からずれてしまうので別スレッドを立てるべきかもしれませんが、「二重に統計を取っているのではないか」と懸念しています。

dm-* は CentOS インストール時にLVMパーティションが選択されていたもので root, home, swap からシンボリックリンクが張られています。
```
/dev/mapper/cl-root -> ../dm-0
/dev/mapper/cl-home -> ../dm-2
/dev/mapper/cl-swap -> ../dm-1
```
root, home, swap の LVM は 物理的には /dev/sda2 パーティションに作成されています。
```
# lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda 8:0 0 1000G 0 disk
├─sda1 8:1 0 1G 0 part /boot
└─sda2 8:2 0 999G 0 part
├─cl-root 253:0 0 50G 0 lvm /
├─cl-swap 253:1 0 15.8G 0 lvm [SWAP]
└─cl-home 253:2 0 933.3G 0 lvm /home
sr0 11:0 1 1024M 0 rom
```

Zabbix が値を取得するとき、dm-0,1,2 だけでなく /dev/sda2 からも 取得して合計しているならば、二重になっているのではないかという懸念です。そういうことはないのでしょうか。
さらに言うなら /dev/sda2 は /dev/sda デバイスなので、ここも「二重取り」になってはいないかということはないでしょうか。

ユーザー TNK の写真

allを指定した場合、ソースでの精査はしていませんが、ちょっと
環境を作成して試してみると、重複して計算されてしまっていそう
です。
明確にディスク毎に指定した方がよいと思われます。

ご参考までに、Zabbix 4.4のテンプレート「Template Module Linux
block devices by Zabbix agent」では、LLDを使用して通常ディス
クのパーティション(sda1,sda2など)とか、LVMデバイス(dm-0,dm-1
など)をフィルタリングして、通常ディスク(sda,sdbなど)それぞれ
に対して、監視を行うような設定になっています。
デバイスとして、allもしくは指定無しは使用されていません。

ユーザー busitd の写真

TNK 様
ありがとうございます。

こちらの環境でも各デバイスを指定したアイテムを手動で追加してデータを取ってみると、重複しているようでした。

なんと
Zabbix 4.4 ではそのようなテンプレートがあるのですね。ディスカバリを利用したいと考えてはいたので、アップデートも検討させていただきます。

本件ありがとうございました。
本スレッドは解決済とさせていただきます。