Zabbix Proxyを使うべき場面

お世話になっております。

Zabbix6.0

Zabbix Proxyの導入を検討しているのですが、
ネットワークの兼ね合い以外に、
どのような場面で導入したほうが良いでしょうか?

Zabbix serverのメモリやHDDのスペック不足などで、
一時的にProxyが監視データを持ってくれるのかと
思うのですが、ZabbixServerのスペックに問題なければ
Proxyを導入するメリットってあるのでしょうか?
6.0でZabbix serverのHAも追加されるので、耐障害性についても、
大丈夫ではないかなと考えています。

Proxyを導入するメリットについて
ご意見いただければ幸いです。
以上、よろしくお願いいたします。

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ユーザー TNK の写真

監視対象やアイテム数が多い場合に、アイテムのデータ収集の処理
を分散して処理させるために有効な場合があります。

ユーザー fripper の写真

Proxyを利用する一番のメリット‥というか、必要に迫られて利用するケースは
やはり、ネットワーク的な分断・遠隔地の監視などによるものが多いかと思います

それ以外であれば、TNKさんの仰ったとおりで、
「Zabbixエージェント」タイプのパッシブ監視系や
SNMPポーリング・IPMIポーリング等、poller 系の監視アイテムの
取得処理そのものを分散することで、サーバ自身の負荷を軽減する‥があるでしょう

Zabbixサーバが停止していても、Proxy配下であれば、データの収集だけは
Proxy側が処理してくれるので、トータルとして監視データが時系列的に
途切れない、というのは1つの利点かと思います

ただし、実際の障害検出(トリガー判定)や通知(アクション実行)等はサーバのみなので
たとえ障害として判定されるような値がProxyまで収集されていたとしても
サーバ側が停止していると、通知等は行われません

あと、Proxyを展開する構成の1つのデメリットとして、「メジャーバージョン4.0.x/5.0.x/5.4.x」を
サーバと同じにしないといけない、というのがあります
あまりに多くProxyを展開してしまうと、サーバ側のバージョンアップ時に、展開しているProxy側も
すべてバージョンアップしないといけない点に注意が必要です