OSをシャットダウンすると、アイテムのステータスが「不明」になり、アラートメールが飛ばない
監視サーバ
CentOS 6.7
Zabbix 2.2.11
監視対象
Windows Server 2016
上記構成でサーバの監視のテストをしております。
pingによる死活監視をしていて、サーバが落ちたらメールによるアラートを飛ばそうとしています。
テストとしてサーバを手動でシャットダウンさせたところ、何分待ってもメールが飛んできません。
Webコンソールで当該ホストの最新データを見ると、シャットダウンした時から更新されていない。
当該ホストのトリガーを見てみると、agent.pingのステータスが「不明」となり、エラーには「Agent is Unavailable.」と表示されます。
監視の設定に何か不備があるのか、ご教示頂けると幸いです。
heya - 投稿数: 319
死活監視なら agent.ping ではなく icmpping を使うといいです。
agent.ping は、「エージェントのプログラムが生きている(エージェントと通信できる)かどうか」を返すのではなく、エージェントと通信できれば 1 を返すというだけのもので、通信できなければ取得不可になります(0 を返したりはしません)。
icmpping が使えないなら agent.ping で代用できなくもないのですが、この場合、トリガーでは last() の値をチェックするのではなく、 nodata() を使います。
The Key - 投稿数: 5
icmpping の設定を追加することで、無事サーバ停止を検知できるようになりました。
ありがとうございます!
TNK - 投稿数: 4753
アクションの設定は行われましたか?
メディアの設定は行われましたか?
宛先の指定はされましたか?
その宛先のユーザーにメディアとして通知方法を登録しましたか?
その宛先のユーザーに障害が発生したホストへのアクセス権限がありますか?
ご参考:
https://www.zabbix.com/documentation/2.2/jp/manual/web_interface/fronten...
http://www.scsk.jp/product/oss/tec_guide/zabbix/1_zabbix4_1.html
The Key - 投稿数: 5
こちらからの情報が不足しており申し訳ありません。
他のホストで障害が発生した場合はメールが飛んでいるのでホストに限定した問題となっていました。
icmpping の設定を追加することで、無事サーバ停止を検知・アラート発砲させることが出来ました。
TNK - 投稿数: 4753
icmppingを使用することで目的は満たすことができたようですね。
heyaさんが書かれていた「agent.ping」以外のZabbixエージェント
を使用して取得するアイテムに関しては、ZabbixサーバーからZabbix
エージェントに接続できなくなると、「取得不可」という状態にな
ってしまいます。
その取得不可になったことは、通常のトリガーでは検知できません
のでご注意ください。
また、デフォルトの設定では、取得不可の状態になってしまうと、
OSが起動してZabbixエージェントにアクセスできるようになったと
しても、再度値を取得しはじめるまでに10分程度かかることにも注
意が必要です。
ご参考までに、heyaさんが書かれていたagent.pingの使用方法は、
デフォルトで用意されているテンプレート「Template App Zabbix
Agent」で使用されています。
こちらを使用すると、ZabbixサーバーからZabbixエージェントにア
クセスできるかどうかというチェックができるわけです。
heya - 投稿数: 319
agent.ping って、取得不可にはならないんでしたっけ?
勘違いして覚えていたようです。すみません・・・。
TNK - 投稿数: 4753
取得不可にはなりません。
なので、nodata()でチェックできるのです。
とはいえ、新しいバージョンだと取得不可になってもnodata()が
使えるよう改善されていたりするようです。(Zabbix 3.2から)
heya - 投稿数: 319
そうでしたか、ありがとうございました。