ZabbixプロキシとZabbixサーバで監視のシステムを構成した場合、Zabbixプロキシ自体の状態監視はZabbixサーバからどのように行っているのでしょうか? pingによる死活監視でしょうか?
ご利用のOS構成・Zabbixバージョンの記載をお願いします 構築前であれば、利用予定・希望等のバージョンでも良いと思います
Proxyには2通りの動作モードがあり アクティブProxy(既定値) ProxyからServerへ接続して、配下の監視ホスト・アイテム設定を取得 Proxyが配下のホスト・アイテム値を収集 ProxyからServerへ接続して、収集結果値を報告 パッシブProxy ServerからProxyへ接続し、配下の監視設定情報を通達 Proxyが配下のホスト・アイテム値を収集 ServerからProxyへ接続し、収集結果値を受領 ネットワーク構成・アクセス制限等によって使い分ける感じです
既定の動作となるアクティブProxyの場合、Serverにとっては 「Proxyから届くはずの新しい監視収集結果報告が届いてこない」程度しか Proxy側の不調を知るすべがありません
Server側でProxyの死活を知る方法として、以下があります Zabbix2.4.0以降でサポートされた方法です 1. 任意の監視対象ホスト配下に、以下のようなProxy情報収集アイテムを設定 https://www.zabbix.com/documentation/3.0/manual/config/items/itemtypes/internal zabbix[proxy,"ProxyName",lastaccess] 2. 当該アイテムに対して、fuzzytime 関数を用いたトリガーを設定 https://www.zabbix.com/documentation/3.0/manual/appendix/triggers/functions Proxyからの最終アクセス時刻をベースに、一定時間以上経過していたら トリガーで異常として判定‥という方法です
ご回答ありがとうございます。 構築予定のOS構成・Zabbixバージョンを記載させていただきます。 ・Zabbixサーバ OS:RedHat Linux 6、Zabbixバージョン:3.0 ・Zabbixプロキシ OS:RedHat Linux 7、Zabbixバージョン:3.0
ご回答いただいた「Server側でProxyの死活を知る方法として、以下があります~」 の内容は、ProxyをアクティブProxyで動作させた場合のProxy死活監視との理解 ですが、たとえばパッシブProxyで動作させた場合は、ServerからProxyへの監視設定 情報通達の際にProxyが停止していればエラーとなるため、そこで検知できるという 認識であっていますでしょうか?
残念ながら、パッシブProxy利用の構築経験が乏しく、間違っているかもしれませんが‥
> たとえばパッシブProxyで動作させた場合は、ServerからProxyへの監視設定 > 情報通達の際にProxyが停止していればエラーとなるため、そこで検知できるという > 認識であっていますでしょうか?
パッシブProxyの場合には‥おっしゃっているとおり、 Server側の動作的には「Proxy配下の監視設定を送り込む」or「Proxy配下の監視結果を取得する」 ために、Proxyへ接続した際に接続失敗となることから、Proxyの停止もしくは異常が検知できる はずなのですが‥
惜しいことに、接続に失敗した時点でエラーとなるような検知の仕組みが実装されておらず 結局のところ、アクティブProxyの時と同じように、インターナルチェックのアイテム項目で 「最後にProxyと通信が成立した時刻」の情報から、fuzzytime関数にてトリガー検知させる ‥の方法しか無いと思います
また、パッシブProxy利用時の「最終アクセス時刻」情報まわりの処理について、 一部バージョンで不具合があるようなので、構築の際は修正された版を利用するよう 注意が必要かと思います https://support.zabbix.com/browse/ZBX-11889
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Zabbix関連
fripper - 投稿数: 495
ご利用のOS構成・Zabbixバージョンの記載をお願いします
構築前であれば、利用予定・希望等のバージョンでも良いと思います
Proxyには2通りの動作モードがあり
アクティブProxy(既定値)
ProxyからServerへ接続して、配下の監視ホスト・アイテム設定を取得
Proxyが配下のホスト・アイテム値を収集
ProxyからServerへ接続して、収集結果値を報告
パッシブProxy
ServerからProxyへ接続し、配下の監視設定情報を通達
Proxyが配下のホスト・アイテム値を収集
ServerからProxyへ接続し、収集結果値を受領
ネットワーク構成・アクセス制限等によって使い分ける感じです
既定の動作となるアクティブProxyの場合、Serverにとっては
「Proxyから届くはずの新しい監視収集結果報告が届いてこない」程度しか
Proxy側の不調を知るすべがありません
Server側でProxyの死活を知る方法として、以下があります
Zabbix2.4.0以降でサポートされた方法です
1. 任意の監視対象ホスト配下に、以下のようなProxy情報収集アイテムを設定
https://www.zabbix.com/documentation/3.0/manual/config/items/itemtypes/internal
zabbix[proxy,"ProxyName",lastaccess]
2. 当該アイテムに対して、fuzzytime 関数を用いたトリガーを設定
https://www.zabbix.com/documentation/3.0/manual/appendix/triggers/functions
Proxyからの最終アクセス時刻をベースに、一定時間以上経過していたら
トリガーで異常として判定‥という方法です
miura_id - 投稿数: 2
ご回答ありがとうございます。
構築予定のOS構成・Zabbixバージョンを記載させていただきます。
・Zabbixサーバ
OS:RedHat Linux 6、Zabbixバージョン:3.0
・Zabbixプロキシ
OS:RedHat Linux 7、Zabbixバージョン:3.0
ご回答いただいた「Server側でProxyの死活を知る方法として、以下があります~」
の内容は、ProxyをアクティブProxyで動作させた場合のProxy死活監視との理解
ですが、たとえばパッシブProxyで動作させた場合は、ServerからProxyへの監視設定
情報通達の際にProxyが停止していればエラーとなるため、そこで検知できるという
認識であっていますでしょうか?
fripper - 投稿数: 495
残念ながら、パッシブProxy利用の構築経験が乏しく、間違っているかもしれませんが‥
> たとえばパッシブProxyで動作させた場合は、ServerからProxyへの監視設定
> 情報通達の際にProxyが停止していればエラーとなるため、そこで検知できるという
> 認識であっていますでしょうか?
パッシブProxyの場合には‥おっしゃっているとおり、
Server側の動作的には「Proxy配下の監視設定を送り込む」or「Proxy配下の監視結果を取得する」
ために、Proxyへ接続した際に接続失敗となることから、Proxyの停止もしくは異常が検知できる
はずなのですが‥
惜しいことに、接続に失敗した時点でエラーとなるような検知の仕組みが実装されておらず
結局のところ、アクティブProxyの時と同じように、インターナルチェックのアイテム項目で
「最後にProxyと通信が成立した時刻」の情報から、fuzzytime関数にてトリガー検知させる
‥の方法しか無いと思います
また、パッシブProxy利用時の「最終アクセス時刻」情報まわりの処理について、
一部バージョンで不具合があるようなので、構築の際は修正された版を利用するよう
注意が必要かと思います
https://support.zabbix.com/browse/ZBX-11889