ZabbixAPIを使った監視設定のエクスポートについて

Zabbix設定バックアップツールを使わないバックアップ方法として、
ZabbixAPIを使った監視設定の定期的なエクスポート、は有用でしょうか。

現在構成検討段階、導入予定のZabbixバージョンは5.4です。

Ansibleによる監視設定の構成管理も考えたのですが、
監視要件が適宜変更となる案件が多数予想されるため、
都度のAnsibleコードの改変をする人員や技術力が不足しており、代わりに
定期的な監視設定のエクスポートを実施し、
有事(Zabbixサーバ障害)の際はコールド機にエクスポートした設定をインポートし、
取急ぎ監視の再開(ホスト/アイテム/トリガ/メディア/アクションの復旧)までとし、
ヒストリ/トレンド/イベントの移行は不要、と考えています。

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ユーザー Yasumi の写真

有用かは分かりませんが、運用体制として有りだとは思います。
ただ、コールド機での対応をするのは何か理由はありますでしょうか。

通常、Main-SubをActive-Active構成にして、SubのZabbixはアクション(通知)設定をOFFにし、
Main機に障害が起きたら、手動でSub機のアクションを有効にする、
というような構成が一般的だと思います。

ユーザー hntrs の写真

>コールド機での対応をするのは何か理由はありますでしょうか。

Active-Active構成に関しましては、以下資料を拝謁したところ、
実質、有償のZabbix 設定バックアップ同期ツールを使う一択となっており、
https://www.sraoss.co.jp/wp-content/uploads/files/event_seminar/material...

実際メイン機の障害時に、スタンバイ機に求める即時性や復旧レベルを勘案しても、
ActiveActive構成はtoomuchかと判断し、
それならば監視設定をコールド機に引継ぎすることを目的とした構成を考えているところです。

ちなみに、ZabbixAPIで検索して以下URLに当たったのですが、
https://www.sraoss.co.jp/technology/zabbix/introduction/03-3rdstep/
ホストアイテムトリガー等は取得可能のようなのですが、
アクションについてのエクスポート/インポート操作は可能でしょうか。

ユーザー Yasumi の写真

だいたい温度感は分かりました。
ZabbixAPIですが、アクションでは確か実施することはできません。

エクスポート/インポートできない項目まで、障害時に移行するのは大変ですので、
アクションなどを設定しておく、普段は電源OFFのSub機を用意するのが良いかと思います。

Zabbix Backup(有償ツール)は使わなくても、Active-Active構成をすることはできますので、
(まぁActive-Activeというよりは、同じ設定のZabbixがもう1台あるようなイメージですが)
普段はホストをすべて無効化しているSub機でもいいですね。

ユーザー hntrs の写真

ご回答ありがとうございます。
私の理解が不足して大変申し訳ないのですが、
Yasumi様のおすすめする構成は
以下のどちらか、あるいはまた違うものでしょうか?

1.Active-Standby方式(普段は電源OffのSub機を用意する)
アクション設定はエクスポートできないため、
事前にアクションを設定したスタンバイ機を用意して、
障害時に、メイン機からエクスポート済みの最新のホスト/アイテム/トリガをインポートする。

※トリガアクションなどはアイテム/トリガが無いと設定できないと思われるので、上記は難しいと思っています。

2.有償ツールは使わずに、Active-Active構成(同じ設定のZabbixがもう1台あるようなイメージ)
こちらの実現方法はどのようなものでしょうか。
Ansibleによる高度な構成管理を想定しているのか、
複数台に同じ設定を手動で実施する運用を想定しているのか、あるいは他の手段があるか。

ユーザー Yasumi の写真

今回の場合、1も2も構成的にはほとんど変わらないです。
「複数台に同じ設定を手動で実施する運用」です。

個人的には、まぁ滅多に起きないとは思いますが、Main機が電源すら付かなくなるような障害を考慮して、
定期的にMain機からSub機にテンプレートのエクスポート/インポートをしておいたほうがいいだろう、くらいです。