UPdateの際のバックアップについて
お世話になっております。
zabbixサーバのversion2.0を2.2に上げようと考えています。
この時バックアップを取得してから作業実施するよう手順が公開されていますが、
バックアップ対象のファイルと場所が解りません。
Linax上を検索すると/usr/local/zabbix 以下に
bin etc log sbin share log の各ディレクトリが作成され、その下にファイルが
置かれています。
このディレクトリ以下を全て/tmp辺りへtarやcpコマンドでバックアップすれば宜しいでしょうか?
また、他に取得の必要があるファイルやその他のコマンドで取得しなければならない
ファイルがあれば取得方法と合わせて教えて下さい。
スイマセンが回答のほど宜しくお願い致します。
以上
TNK - 投稿数: 4753
利用されているOSのディストリビューションやバージョン、そして
Zabbixをインストールされたときのインストール方法がわかれば、
最低限、どこをバックアップすれば良いかがわかるのですが、明記
して頂けていないのでわかりません。
また、Linaxとありますが、Linuxのことでよろしいですか?
あと、データベースのバックアップは考慮頂けていますか?
データベースの場合、単純にファイルコピーだけでは、より確実に
バックアップすることができませんのでご注意ください。
なお、/tmpディレクトリ以下にファイルを置いた場合、OSの再起動
時に削除されてしまう場合がありますのでご注意ください。
TNK - 投稿数: 4753
Linuxのオペレーションに自信がないのであれば、利用者が多い
ディストリビューションを利用されることをお勧めします。
例えば、Red Hat Enterprise Linux(以下、RHEL)であれば、互換
OSであるCentOSでも、ほぼ同様のことができます。
RHELやCentOSであれば、Zabbixをyumというパッケージ管理ソフト
ウェアを利用して簡単にインストールできます。
これを利用していれば、基本的なZabbixのモジュールや設定ファ
イルなどは、バージョンがわかれば同じファイルを取得すること
ができますので、あとは、自分で変更した箇所、追加した設定や
追加したファイルの情報さえあれば、yumで構築しなおして、
取得しておいた差分を追加することでZabbixのベース部分を戻す
ことができます。
あとは、データベースの部分のバックアップも取得しておけば、
それから戻すことでデータベースも復旧できます。
つまり、Zabbixの環境のバックアップには、Zabbixのアプリケー
ション部分のバックアップとデータベースのバックアップとを取
得しておく必要があります。
Linuxに関する知識があまりない場合は、ソースからのインストー
ルはお勧めしません。
ソースからインストールして、また元に戻すようなことをされたい
のであれば、インストール時にどこになにをインストールしたのか
をきちんと記録しておくようにしてください。
yoko_masa - 投稿数: 21
質問に幾つかの不備があり大変失礼致しました、申し訳ございません。
zabbix serverの構築は外部委託したので詳細な情報の確認手段が不明でしたので、
常に同じディレクトリ下にインストールされるのであれば、そのディレクトリ下に全ての情報があるものと
思っていました。
現状で解る情報を記述致します。
Linuxについて
uname -a の結果は
Linux i-2489-23972-VM 2.6.32-220.el6.x86_64 #1 SMP Tue Dec 6 19:48:22 GMT 2011 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
です。
◎zabbix server の インストールパラメータは
$ CFLAGS="-m64 -O3" CC=gcc CXX=c++ ./configure
--prefix=/usr/local/zabbix --enable-dependency-tracking --enable-server --enable-proxy --enable-agent
--enable-ipv6 --with-mysql=/usr/local/mysql/bin/mysql_config --with-libcurl --with-net-snmp --with-ssh2
--with-ldap
make all
make check
su
make install
make install check
◎zabbix サーバ用データベースの作成
# /usr/local/mysql/bin/mysql -u root -h localhost -p -A
Enter password:
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 1
Server version: 5.0.96yes yes
Copyright (c) 2000, 2011, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.
Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.
mysql> create database zabbix;
Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
mysql> grant all privileges on zabbix.* to zabbix@localhost identified by 'whizzy';
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
mysql> flush privileges;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
mysql> quit
#
他に解った方が良い情報があれば教えて下さい。
TNK - 投稿数: 4753
uname -aの結果が、
とのことですので、Red Hat Enterprise Linux 6もしくはCentOS 6
であると思われます。
一応、
# cat /etc/redhat-release
など実行するなどして、ファイル「/etc/redhat-release」の内容
を確認しておいてください。
結局Zabbixは、ソースからインストールされたということですね。
ソースからインストールされたのであれば、make install時に、
どこにどのようなファイルをコピーしたかなどが出力されますの
で、外部委託されるような場合は、すべてのログを保存するよう
依頼されるとよいかと思います。
configure時にPrefixとして「/usr/local/zabbix」を指定された
のであれば、基本的には「/usr/local/zabbix」以下の各ファイル
のバックアップを取得すればよいでしょう。
別途、起動時のスクリプトも配置されていると思いますので、
/etc/init.d/以下にあるZabbix用のスクリプトもバックアップし
ておいてください。
あとは、Zabbixサーバなどを起動する際のスクリプト内で、設定
ファイルをオプションで指定されていますか?
指定されているのであれば、それらの設定ファイルもバックアッ
プしておいてください。
あと、ソースからインストールした場合、Webフロントエンドの
ファイル群はmake installだけではインストールされなかったと
思います。
どこにコピーされたか記録は残っていませんか?
Webサーバの設定内を探れば、どこのディレクトリに配置したか
がわかるかもしれません。
基本的にPHPファイルはソースに含まれるものそのままであるの
で、ソースからも復旧できると思います。
変更されるのは、Webフロントエンドを最初に起動したときに表示
されるインストールウィザードで入力する情報だけです。
(PHPファイル群を配置したディレクトリ)/conf/zabbix.conf.php
あたりにあると思います。
ファイルのバックアップは、tarでもcpでも構いません。
tarであれば、rootなどのスーパーユーザ権限を利用して実行すれ
ば、ファイルのタイムスタンプやディレクトリ構造もそのままバ
ックアップできると思います。
cpコマンドの場合は、「-pr」などのオプションを利用して、パー
ミッションやディレクトリを再帰的にコピーするなど、利用する
オプションにご注意ください。
MySQLのデータのバックアップは、mysqldumpなどを利用すれば良
いでしょう。
最後に、わざわざソースからインストールされたのはなぜなので
しょうか?
MySQLに関しても、わざわざOS標準よりも古いバージョンをわざわ
ざ恐らくソースからインストールされたのはなぜなのでしょうか?
より新しいMySQLを利用するために、OS標準以外のものを選択する
なら理解できるのですが、十分なLinuxを利用するための体制がな
い環境であるならば、極力OS標準のもので組み上げた方が簡単で
すし、同じ環境を利用している人に聞くこともできると思います。
yoko_masa - 投稿数: 21
DBについては
shell> mysqldump --tab=/path/to/some/dir --opt db_name や
shell> mysqlhotcopy db_name /path/to/some/dir で 取得すれば良いのでしょうか?
度々スイマセンが回答のほど宜しくお願い致します。
以上
yoko_masa - 投稿数: 21
『MySQLに関しても、わざわざOS標準よりも古いバージョンをわざわ
ざ恐らくソースからインストールされたのはなぜなのでしょうか?
より新しいMySQLを利用するために、OS標準以外のものを選択する
なら理解できるのですが、十分なLinuxを利用するための体制がな
い環境であるならば、極力OS標準のもので組み上げた方が簡単で
すし、同じ環境を利用している人に聞くこともできると思います。』
についてですが、zabbixサーバの構築については全て他社へ依頼して構築しています。
その為こちらではその内容についての良し悪しも判断できなければ、
インストール方法についても不明で、報告書の資料からzabbixサーバのインストールに関する
記述を見てお話する事しかできませんし、
インストールの方法やmysqlに関して意見されても、申し訳ないですがお答えを返す事は出来ません。
今後、自分達で運用/保守していこうと考えてはおりますが、
何分サーバの構築知識が薄いため的外れな質問をする事もあるかと思いますが
対応の程宜しくお願い致します。
以上
TNK - 投稿数: 4753
他社に依頼されているのはわかるのですが、今後、yokokawa_masaaki
さんが運用されていくのであれば、できる限り詳細な環境情報の把握
が必要だと思われます。
例えば、ソースでインストールされた場合、各プロダクトのセキュリ
ティアップデートなどが公開された場合の対応はどのように考えられ
ていますか?
各プロダクトのインストール時の詳細情報が記録されていれば対応で
きるとは思いますが、OS標準のものを利用した方が、より少ない労力
で運用していけると思います。
Zabbix SIAが公開されているrpmとyumリポジトリを利用すれば、基本
的にOS標準の環境でインターネットに接続されていると、コマンド1
つでZabbixサーバやエージェント、Zabbixのフロントエンドをインス
トールできます。
あとは、別途、Zabbix用のデータベースを作成するだけです。
セキュリティアップデートがでても、基本的には、コマンド1つでア
ップデートでき、zabbix_serverやzabbix_agentd、Webサーバを再起
動すれば新しい修正されたバージョンで稼働できます。
不具合が全くないとはいいませんが、あまり十分な知識の無い状態で
運用されていくのであれば、より少ない労力で運用できるような環境
にしておくことも今後のために良いと思われたため、意見させて頂き
ました。
kodai - 投稿数: 1341
こんにちは。横からすいません。
状況はわかるのですが、ご自身で自社の環境が把握できないということであれば、その課題をコミュニティに丸投げするのは少し無理があると思います。ここはコミュニティサイトであって企業のサポートを行う場所ではないですから、回答する方も御社の環境を知っているわけではありませんし、回答内容に責任があるわけでもありません。
バージョンアップにともなうデータ損失リスクもありますし、さすがにこのフォーラムでそこまで保証はできませんので、構築された業者に再度依頼されることも検討されてみてはいかがでしょうか?