RHEL6.4のメッセージ監視について

いつもお世話になっております。

この度、zabbixクライアントをRHEL6.2からRHEL6.4にリプレイスすることに
なりました。
検証機で試したところ、RHEL6.2では監視できていた/var/log/messagesへの
監視がRHEL6.4では監視できなくなっておりました。
zabbixクライアントでは、zabbix-agent-1.8.10~1.8.19をインストールして試して
見ましたが、cpu、メモリなどの監視はできているのですが、どのバージョンの
エージェント試してみても、メッセージ監視ができない(loggerで意図的にエラー
を出力させても検知せず、mysqlのitemidを見ても中身がない)状態です。
※/var/log/messagesへのアクセス権も与えております。

zabbix-1.8.xではRHEL6.4には対応していないのでしょうか。

使用しているOS、zabbixのバージョンは以下の通りとなります。

・Zabbixサーバ:RHEL6.2、zabbix-1.8.10
・Zabbixクライアント:RHEL6.4、zabbix-1.8.10~1.8.19

以上、よろしくお願いいたします。

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ユーザー hirofumi の写真

申し訳ありません。
アイテム、トリガーの設定について記載していませんでしたので、追記します。

アイテムタイプ:Zabbixエージェント(アクティブ)
アイテムキー:log[/var/log/messages]
データ型:ログ

トリガー:{ホスト名:log[/var/log/messages].iregexp(error|warning|critical)}=1

以上、よろしくお願いいたします。

ユーザー TNK の写真

RHEL 6.4でもRHEL6.5でも、それらの互換OSであるCentOS 6.4やCentOS 6.5で
Zabbix 1.8.xを利用することはできています。

Zabbix SIAやZABBIX-JPのrpmを利用されたのであれば、

 Zabbixエージェント側:
  /var/log/zabbix/zabbix_agentd.log
 Zabbixサーバ側:
  /var/log/zabbix/zabbix_server.log

を確認してください。

例えば、/var/log/messagesにアクセスできないというようなエラーメッセージが
出力されていませんか?
ファイルのパーミッションや、SELinuxの設定などをご確認ください。

ユーザー KAZ の写真
hirofumiさん

知ってたらごめんなさい。

RedHat6.xでSELinuxを止めるには/etc/sysconfig/SELinuxを修正してrebootが必要です。

これを…
# This file controls the state of SELinux on the system.
# SELINUX= can take one of these three values:
#       enforcing - SELinux security policy is enforced.
#       permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing.
#       disabled - SELinux is fully disabled.
SELINUX=enforcing
# SELINUXTYPE= type of policy in use. Possible values are:
#       targeted - Only targeted network daemons are protected.
#       strict - Full SELinux protection.
SELINUXTYPE=targeted

こうして…
# This file controls the state of SELinux on the system.
# SELINUX= can take one of these three values:
#       enforcing - SELinux security policy is enforced.
#       permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing.
#       disabled - SELinux is fully disabled.
SELINUX=disabled
# SELINUXTYPE= type of policy in use. Possible values are:
#       targeted - Only targeted network daemons are protected.
#       strict - Full SELinux protection.
SELINUXTYPE=targeted

rebootです。
ユーザー hirofumi の写真

早速のご回答ありがとうございます。

SELinuxの設定、ファイアウォール、ファイルのアクセス権については対処済みです。
問題なく動作していたRHEL6.2の設定は踏襲済みなので、ここら辺は問題ありません。

また、zabbixのログですが、loggerで検知ワードの「error」を/var/log/messagesに
出力させても、メッセージ監視に引っかかりません。

zabbix_server.logのログレベルを最大の4にまで上げましたが、メッセージ監視の
ログが出力されていないように見受けられます。

※初回の起動時のメッセージのみで、その後loggerで検知ワードを出力させても反応なし。
 メッセージ監視のitemidを検索しても同様です。

また、RHEL6.4の環境を複数準備しましたが、すべてメッセージ監視のみ検知できない
現象が発生しています。

以上、よろしくお願い致します。

ユーザー TNK の写真

対象のホストのアイテム一覧をご確認ください。

「設定」 -> 「ホスト」でホスト一覧を開き、対象のホストの横の
「アイテム」をクリックしていアイテム一覧を表示させ、対象のロ
グを取得するアイテムが「取得不可」になっていませんか?

「取得不可」であったなら、その右の×印にマウスのポインタを移
動させて表示されるメッセージを確認後、「取得不可」をクリック
して「有効」に変更してください。

SELinuxもファイルのパーミッションにも問題が無く、アイテムの
状態が取得不可でないのであれば、監視対象のサーバからZabbixサ
ーバに対して、デフォルトだとポート番号10051通信ができる状態
であるかを確認してください。

ユーザー hirofumi の写真

ご回答ありがとうございます。

該当アイテムのステータスは「正常」となっています。
ただ、ダッシュボードを確認すると「トリガー数 (有効/無効)[障害/不明/正常]」の
項目が「不明」となっていました。

>10051ポート
RHEL6.4環境は、監視できているRHEL6.2環境と同じネットワークなのと、
メッセージ監視以外の監視(CPU/メモリ等)はできていたため、てっきりポートは
開いているものと思っていましたが、個別で設定されている可能性がありますので
こちらはネットワーク責任者に確認してみます。
ありがとうございます。

以上、よろしくお願いいたします。

ユーザー TNK の写真

Zabbixエージェントを利用して値を取得する場合、設定されている
アイテムの設定のアイテムのタイプによって、

 ・サーバ側からエージェントに接続して値を取得する
 ・エージェント側からサーバ側に接続して値をサーバに通知する

の2パターンがあります。
前者が「Zabbixエージェント」、後者が「Zabbixエージェント(ア
クティブ)」です。

デフォルトのテンプレートを利用してLinuxを監視するような場合
は、ほとんどのアイテムが「Zabbixエージェント」のタイプですの
で、Zabbixサーバ側からZabbixエージェント側に接続できれば監視
できます。

ログ監視に関しては、ログが発生したことを検知するために、ログ
の発生箇所であるエージェント側から通知されることになります。
アイテムのタイプとしては、「Zabbixエージェント(アクティブ)」
を選択することが必要です。
この場合、Zabbixエージェント側からZabbixサーバ側への接続が必
要になります。

よって、Zabbixサーバ側からZabbixエージェント側への接続のみが
許可されているネットワーク構成であった場合、ログの監視を行う
ことができませんのでご注意ください。

ユーザー hirofumi の写真

いつもお世話になっております。

ご回答ありがとうございます。
zabbixクライアントからzabbix_senderコマンドを使用して、zabbixサーバ側に
情報を送信できるか試そうとしたところ、zabbixクライアントにzabbix_sender
コマンドがありませんでした。

zabbix-1.8.10⇒1.8.16⇒1.8.19と rpm -Uvh zabbix-* にてアップロードを行って
きました。zabbix-agentをインストールするとデフォルトでzabbix_senderは
インストールされていたかと思いますが、アップロードの際、rpm -Uvhで
アップロードを行うのは問題となりますでしょうか。

以上、よろしくお願いいたします。

ユーザー TNK の写真

どこのリポジトリを利用されているのか存じ上げませんが、
1.8.19まであり、zabbix-agentをインストールされているのに、
zabbix_senderが無いとのことですので、Zabbix SIAのリポジト
リを利用されているのですか?

そうであるならば、昔、ZABBIX-JPで公開していたパッケージと
は構成が異なります。
zabbix_getやzabbix_senderは別パッケージになっていますので、
必要に応じてインストールしてください。

yumが利用できる環境であるならば、yumコマンドで必要なパッケ
ージのバージョンも含めた依存関係は解決されてインストールさ
れるはずですので、yum updateを実行された方が良いでしょう。

yumが利用できない環境であるならば、必要なrpmを取得してきて、
rpm -Uvhでアップデートされればよいでしょう。