Zabbix 3.0.0リリース
Zabbix 3.0.0がリリースされました。
今回は様々な機能が追加されています。
例えば以下のような機能です。
- Zabbixコンポーネント間の通信の暗号化と認証
- 予測関数の追加
- Webインターフェースのデザインと内部実装改善
- アイテムの取得間隔の柔軟化
- マップやスクリーンなどの共有
- ホストのインベントリモードの初期設定可
- 値のマッピングのインポート/エクスポート
- トレンドや値のマッピング用APIの追加
- SNMPでのディスカバリ時に複数のOIDを利用
- housekeeperの手動実行
- ログ監視のoutputパラメータで切り出した値を数値として取り込み可
- SMTP認証機能を追加
- マクロの反映状態確認
- アクション実行時の引数カスタマイズ
- エスカレーションプロセスの複数化対応
- フォアグラウンドで起動可
- ログの出力にsyslogやconsoleも選択可
Zabbix 2.2を利用されている方は、Zabbix 2.4で以下のような機能の追加や変更がありました。
- LLDのマルチフィルタ
- アドホックグラフ
- SNMP bulk処理のホスト単位での設定
- Web監視でリクエストヘッダのカスタマイズ
- トリガーの条件式記述方法の変更
なお、IE8への対応は、Zabbix 3.0.0から削除されたようです。
あと、WebインターフェースにPHP 5.4以降が必須となったのでご注意ください。
OS標準のパッケージで構成されたい場合は、より新しいバージョンのOSをご選択ください。
RHEL 6/CentOS 6でも一部のライブラリが古いため、Zabbix 3.0の全機能を利用することができません。
リリースの詳細については、以下のURLを参照してください。
ダウンロードは以下のURLから行うことができます。