リリース情報

使用されているZabbixのバージョンに注意

使用されているZabbixのバージョンに注意してください。

今月(2024年8月)にも致命的な不具合が見つかっているようです。

例えば、以下のようなCVE情報を確認してみてください。

  • CVE-2024-22116
  • CVE-2024-36460
  • CVE-2024-36461
  • CVE-2024-36462

これらに対応するためには、新しいバージョンに更新する必要があります。

  • 7.0なら正式リリースバージョン以降
  • 6.4なら6.4.16以降
  • 6.0なら6.0.31以降
  • 5.0なら5.0.43以降

他にも、以下のサイトで情報が一覧となっていますので、時々確認されることをお勧めします。

Zabbix Security Advisories and CVE database

Zabbix 7.0.0リリース

Zabbix 7.0がリリースされました。

大きな変更点の1つは、ライセンスがGPLv2からAGPLv3に変更された点です。

主な機能の追加と改善としては、以下のものが挙げられます。

Zabbix 6.0.0リリース

Zabbix 6.0がリリースされました。

最新のLTSと呼ばれるバージョンになります。

主な新機能としては以下のものが挙げられます。

  • ビジネスサービスの監視
  • ZabbixサーバーのHA対応
  • 地理マップウィジェットの追加
  • 監視アイテムの追加
  • ベースライン監視とアノマリー監視
  • Kubernetes用監視テンプレートの追加
  • パスワードポリシーの設定
  • SELinux用パッケージの提供
  • MySQL用の文字コードとして「utf8mb4」にも対応

注意点としては、使用できるデータベースの詳細バージョンに対する要件が公開されています。

新規導入するときはもちろんですが、バージョンアップ時に対応しているデータベースのバージョンを使用しているかかできるかを確認しておくようにしてください。

データベースのバージョン要件に関してはマニュアルに記載があります。

Zabbix 5.4.0リリース

Zabbix 5.4.0がリリースされました。

ポイントリリース、またはスタンダードリリースと呼ばれるバージョンですので、サポート期間が短いバージョンであることにご注意ください。

主な機能の追加は以下の通りです。

  • 定期PDFレポート生成
  • トリガー条件式記述の文法変更
  • データ集約機能の高度化
  • ダッシュボードの複数ページ対応とスライドショー
  • APIトークンの管理
  • タグの拡張
  • スケーラビリティの改善
  • グローバルスクリプトでのJavaScript対応
  • 値のマッピングのローカル化
  • メディアやテンプレートの拡充

リリースの詳細な情報はリリースノートやマニュアルなどをご参照ください。

Zabbix 5.2.6、5.0.10、4.0.30リリース

Zabbix 5.2.6、5.0.10、4.0.30がリリースされました。

それぞれバージョンの主な機能の追加や修正は追記する予定です。

リリースの詳細な情報はリリースノートやマニュアルなどをご参照ください。

ダウンロードは以下のURLから行うことができます。

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