お世話になっております。
掲題にある通りなのですが、 テンプレートを100個ほど作成する必要があるのですが、 1つ1つ作成すると、効率も悪く時間がかかってしまうので、 まとめて作成する方法や、効率の良い手段があればご教授ください。
広瀬です。
質問意図が若干理解しかねるのですが、テンプレートの中身がどの程度の乖離があるかだと思います。 たとえば、死活・性能監視のみでサーバ毎に変化させたいという程度なら、1種作って変更点だけ変えて 名前変更しなおして、インポート・エクスポート繰り返せばよくありませんか?
ご理解はされていると思いますが、例えば死活・性能監視のテンプレとJMX、またはVMの監視を個別に 数種類もテンプレートを作る場合はそれぞれ1個づつ作るしか無いでしょうね。
※性能監視に関して言えば、CPU/Disk/Memory、NICなどはLLD使えば機器差異は吸収してくれるので LLDを併用することで、格段にテンプレートの作成数は減ります
※尚、ご存じとは思いますがLLD機能はVerによっては出来る事と出来ない事があるので、自前でLLD用 のカスタムスクリプトを作成する必要があります<Ver2.4まではメモリはLLD利用ができません
あと、アイテム・トリガーですが、監視対象機器により細かな値が変化してくる場合もあるので、それ毎にテン プレ作るなど苦痛の極みですから、マクロを使う事をおすすめします。多様するとどれがどれかわかりづらい ですが、基本はテンプレートマクロが一番楽です。
私の場合は
①システム・死活監視系はOS別で基本2種 ②性能監視系はLLDとマクロ併用でCPU/Disk/Memory/NIC等の4種xOS別2種の計8種 ③アプリ性能用はアプリ毎で分類<JMXやVMなどもそこに分類 ④他、ネットワーク機器専用系や、H/W監視専用テンプレなど個別に作成
ってな感じで一挙に100個もテンプレ作らなくても良い扱いにはしてます。ただ、③や④は欲張ると結構かさばります が、Apache監視専用のテンプレが数十も存在はしません。あっても2個程度です。
説明不足で申し訳ございませんでした。
>たとえば、死活・性能監視のみでサーバ毎に変化させたいという程度なら、1種作って変更点だけ変えて >名前変更しなおして、インポート・エクスポート繰り返せばよくありませんか?
上記の方法で行う予定だったのですが、100回繰り返すとなると、 あまりにも非効率のように感じまして、100個分のテンプレートを数回で作成可能な方法があれば ご教授して頂きたく、質問させてもらいました。
>あと、アイテム・トリガーですが、監視対象機器により細かな値が変化してくる場合もあるので、それ毎にテン >プレ作るなど苦痛の極みですから、マクロを使う事をおすすめします。多様するとどれがどれかわかりづらい >ですが、基本はテンプレートマクロが一番楽です。
zabbix初心者で申し訳ございません。 テンプレートマクロを使用したことなく、作業効率の向上が見込めるのであれば 使用してみようと思っております。
テンプレートのインポートやエクスポートは、複数まとめて実行す ることができます。
ただし、あまり読み込むXMLのファイルサイズが大きくなってくる と、PHPのパラメータも調整する必要があるのでご注意ください。 ※ 例えばupload_max_filesizeなど
それよりも、wakabaさんが書かれている通り、今後のメンテナンス なども考慮すると、テンプレートをもっと集約した方がよいと思い ます。
ローレベルディスカバリ(LLD)とかも活用されていますか?
早急なご回答ありがとうございます。
以下、引用させていただきます。
>テンプレートのインポートやエクスポートは、複数まとめて実行す >ることができます。 > >ただし、あまり読み込むXMLのファイルサイズが大きくなってくる >と、PHPのパラメータも調整する必要があるのでご注意ください。
ありがとうございます。まずはこちらの方法で試してみようと思います。
>それよりも、wakabaさんが書かれている通り、今後のメンテナンス >なども考慮すると、テンプレートをもっと集約した方がよいと思い >ます。
>ローレベルディスカバリ(LLD)とかも活用されていますか?
申し訳ございません。私自身、今回のzabbixサーバの内容を まだ把握しておらず、引き継ぎの話を受けただけ状態になっており 使用しているのかどうか確認できておりません。
どのようなテンプレートなのかがわからないので、あくまでも推測 なのですが、例えば、ネットワーク機器で、ポートの数が異なるか らということでテンプレートが分けられていたりするようなことは ありませんか?
LLDを利用すると、標準の機能では、ネットワークインターフェー スやマウントされたディスクを自動的に探索して、それぞれのデバ イスごとに監視の為のアイテムやトリガーを自動生成することがで きます。 その機能を応用して、独自に監視する対象のリストを生成して、そ のリストの要素ごとにアイテムやトリガーを自動生成することもで きます。
ですので、テンプレートの違いが、そういった繰り返しを行うよう なものの個数だけが異なるような場合は、LLDを利用することで集 約することができるかもしれません。
100個ものテンプレートの作成や管理は大変だと思うので、Zabbix の機能を活用して作業を軽減できないか検討してみてください。
LLDの活用は、何人かの方がブログなどで情報を公開していたりも するので、それらの情報も参考にしてみてください。
実際の物を確認してから、 どうするか、検討してみます。
ご教授いただきありがとうございました。
広瀬です
Zabbix引き継ぎなんですね。私は引き継いで引退した身なので逆ですが・・・(^^; 私はVer1.4のころからの付き合いなので、変化・変遷をある程度見てきているので、マクロやLLDなどは 目から鱗な機能な訳なので、多用・常用してしまいがちでした。あしからず。
テンプレートの概念は、基本監視対象毎(=ホスト毎という事)に作成する必要が無い事はご理解頂けると、 少し理解しやすいかなと思います。ただこの辺は1から10まで完璧に『こうすれば良い』という伝授法は存 在しないので、弄り倒して覚えて頂く以外には方法無いです<習うより慣れろ・・・です
①ホストA~Dでは死活と性能監視、Apache監視をしたい
②ホストE~Gでは死活と性能監視、MySQL監視をしたい
③ホストH~Mでは死活と性能監視のみしたい
という条件ならば、大まかに言えば死活テンプレート1つ、性能監視1つ、Apache監視1つ、MySQL監視1つ といった具合に分類すれば良いです。前回の説明では死活と性能分けている旨お伝えしましたが、分類する 必要性が無ければ、死活と性能をがっちゃんこして、1つでも良い訳です。
※あくまでもA~Dの死活・性能、Apache監視の内容がすべて同一であること前提です ※一つでもアイテム・トリガーの増減がある場合はテンプレート+個別にする以外は方法ありません<差分吸収のためのマクロでもあるが
とりあえず、まずはテンプレートを数種類作ってみてください。その上で簡略化したい場所、および差分を統一化 したいといった部分が出てくるはずです。その上で、応用としてLLDやマクロが使えます。 マクロは大して覚える事はありませんが、LLDは若干クセがある(コピーが出来ないとか、画面変遷が覚えづらい)ので、 テンプレート、マクロを覚えたら手を出すって感じが良いと思います。
ご丁寧にご説明ありがとうございます。
すべてのホスト毎に作成しなければならないものだと 自分では考えておりましたので、 テンプレートの使い方について理解することができました。
マクロやLLDに関しては、実際に触ってみてから 実践に使用していければと思っております。
アカウント名 TKG
Zabbix関連
wakaba - 投稿数: 228
広瀬です。
質問意図が若干理解しかねるのですが、テンプレートの中身がどの程度の乖離があるかだと思います。
たとえば、死活・性能監視のみでサーバ毎に変化させたいという程度なら、1種作って変更点だけ変えて
名前変更しなおして、インポート・エクスポート繰り返せばよくありませんか?
ご理解はされていると思いますが、例えば死活・性能監視のテンプレとJMX、またはVMの監視を個別に
数種類もテンプレートを作る場合はそれぞれ1個づつ作るしか無いでしょうね。
※性能監視に関して言えば、CPU/Disk/Memory、NICなどはLLD使えば機器差異は吸収してくれるので
LLDを併用することで、格段にテンプレートの作成数は減ります
※尚、ご存じとは思いますがLLD機能はVerによっては出来る事と出来ない事があるので、自前でLLD用
のカスタムスクリプトを作成する必要があります<Ver2.4まではメモリはLLD利用ができません
あと、アイテム・トリガーですが、監視対象機器により細かな値が変化してくる場合もあるので、それ毎にテン
プレ作るなど苦痛の極みですから、マクロを使う事をおすすめします。多様するとどれがどれかわかりづらい
ですが、基本はテンプレートマクロが一番楽です。
私の場合は
①システム・死活監視系はOS別で基本2種
②性能監視系はLLDとマクロ併用でCPU/Disk/Memory/NIC等の4種xOS別2種の計8種
③アプリ性能用はアプリ毎で分類<JMXやVMなどもそこに分類
④他、ネットワーク機器専用系や、H/W監視専用テンプレなど個別に作成
ってな感じで一挙に100個もテンプレ作らなくても良い扱いにはしてます。ただ、③や④は欲張ると結構かさばります
が、Apache監視専用のテンプレが数十も存在はしません。あっても2個程度です。
TKG - 投稿数: 8
お世話になっております。
説明不足で申し訳ございませんでした。
>たとえば、死活・性能監視のみでサーバ毎に変化させたいという程度なら、1種作って変更点だけ変えて
>名前変更しなおして、インポート・エクスポート繰り返せばよくありませんか?
上記の方法で行う予定だったのですが、100回繰り返すとなると、
あまりにも非効率のように感じまして、100個分のテンプレートを数回で作成可能な方法があれば
ご教授して頂きたく、質問させてもらいました。
>あと、アイテム・トリガーですが、監視対象機器により細かな値が変化してくる場合もあるので、それ毎にテン
>プレ作るなど苦痛の極みですから、マクロを使う事をおすすめします。多様するとどれがどれかわかりづらい
>ですが、基本はテンプレートマクロが一番楽です。
zabbix初心者で申し訳ございません。
テンプレートマクロを使用したことなく、作業効率の向上が見込めるのであれば
使用してみようと思っております。
TNK - 投稿数: 4740
テンプレートのインポートやエクスポートは、複数まとめて実行す
ることができます。
ただし、あまり読み込むXMLのファイルサイズが大きくなってくる
と、PHPのパラメータも調整する必要があるのでご注意ください。
※ 例えばupload_max_filesizeなど
それよりも、wakabaさんが書かれている通り、今後のメンテナンス
なども考慮すると、テンプレートをもっと集約した方がよいと思い
ます。
ローレベルディスカバリ(LLD)とかも活用されていますか?
TKG - 投稿数: 8
早急なご回答ありがとうございます。
以下、引用させていただきます。
>テンプレートのインポートやエクスポートは、複数まとめて実行す
>ることができます。
>
>ただし、あまり読み込むXMLのファイルサイズが大きくなってくる
>と、PHPのパラメータも調整する必要があるのでご注意ください。
ありがとうございます。まずはこちらの方法で試してみようと思います。
>それよりも、wakabaさんが書かれている通り、今後のメンテナンス
>なども考慮すると、テンプレートをもっと集約した方がよいと思い
>ます。
>ローレベルディスカバリ(LLD)とかも活用されていますか?
申し訳ございません。私自身、今回のzabbixサーバの内容を
まだ把握しておらず、引き継ぎの話を受けただけ状態になっており
使用しているのかどうか確認できておりません。
TNK - 投稿数: 4740
どのようなテンプレートなのかがわからないので、あくまでも推測
なのですが、例えば、ネットワーク機器で、ポートの数が異なるか
らということでテンプレートが分けられていたりするようなことは
ありませんか?
LLDを利用すると、標準の機能では、ネットワークインターフェー
スやマウントされたディスクを自動的に探索して、それぞれのデバ
イスごとに監視の為のアイテムやトリガーを自動生成することがで
きます。
その機能を応用して、独自に監視する対象のリストを生成して、そ
のリストの要素ごとにアイテムやトリガーを自動生成することもで
きます。
ですので、テンプレートの違いが、そういった繰り返しを行うよう
なものの個数だけが異なるような場合は、LLDを利用することで集
約することができるかもしれません。
100個ものテンプレートの作成や管理は大変だと思うので、Zabbix
の機能を活用して作業を軽減できないか検討してみてください。
LLDの活用は、何人かの方がブログなどで情報を公開していたりも
するので、それらの情報も参考にしてみてください。
TKG - 投稿数: 8
早急なご回答ありがとうございます。
実際の物を確認してから、
どうするか、検討してみます。
ご教授いただきありがとうございました。
wakaba - 投稿数: 228
広瀬です
Zabbix引き継ぎなんですね。私は引き継いで引退した身なので逆ですが・・・(^^;
私はVer1.4のころからの付き合いなので、変化・変遷をある程度見てきているので、マクロやLLDなどは
目から鱗な機能な訳なので、多用・常用してしまいがちでした。あしからず。
テンプレートの概念は、基本監視対象毎(=ホスト毎という事)に作成する必要が無い事はご理解頂けると、
少し理解しやすいかなと思います。ただこの辺は1から10まで完璧に『こうすれば良い』という伝授法は存
在しないので、弄り倒して覚えて頂く以外には方法無いです<習うより慣れろ・・・です
①ホストA~Dでは死活と性能監視、Apache監視をしたい
②ホストE~Gでは死活と性能監視、MySQL監視をしたい
③ホストH~Mでは死活と性能監視のみしたい
という条件ならば、大まかに言えば死活テンプレート1つ、性能監視1つ、Apache監視1つ、MySQL監視1つ
といった具合に分類すれば良いです。前回の説明では死活と性能分けている旨お伝えしましたが、分類する
必要性が無ければ、死活と性能をがっちゃんこして、1つでも良い訳です。
※あくまでもA~Dの死活・性能、Apache監視の内容がすべて同一であること前提です
※一つでもアイテム・トリガーの増減がある場合はテンプレート+個別にする以外は方法ありません<差分吸収のためのマクロでもあるが
とりあえず、まずはテンプレートを数種類作ってみてください。その上で簡略化したい場所、および差分を統一化
したいといった部分が出てくるはずです。その上で、応用としてLLDやマクロが使えます。
マクロは大して覚える事はありませんが、LLDは若干クセがある(コピーが出来ないとか、画面変遷が覚えづらい)ので、
テンプレート、マクロを覚えたら手を出すって感じが良いと思います。
TKG - 投稿数: 8
ご丁寧にご説明ありがとうございます。
すべてのホスト毎に作成しなければならないものだと
自分では考えておりましたので、
テンプレートの使い方について理解することができました。
マクロやLLDに関しては、実際に触ってみてから
実践に使用していければと思っております。