Zabbix 3.4.2、3.2.8、3.0.11、2.2.20リリース
Zabbix 3.4.2、3.2.8、3.0.11、2.2.20がリリースされました。
主な3.4.2の新機能と改善点は以下の通りです。
- 管理者のためのダッシュボードの権限設定を改善
- すべてのOIDの開始点を削除
- テンプレート「Template App Zabbix Server」に保存前処理のキューに対するアイテム、グラフ、スクリーン用ウィジェットを追加
- 障害対応コメント入力時の処理の「障害対応コメントを残したすべての人に通知」を「関係者全員に通知」に変更
- ダッシュボード用ウィジェットの最小高制限を実装
主な3.4.2の不具合修正点は以下の通りです。
- sshチェック時の数値データの変換を修正
- Zabbixプロキシでオートディスカバリを使用した時のサービスポート番号をチェック
- 依存アイテムの親アイテムにログ形式のアイテムを使用した時の異常終了を修正
- MySQLへの接続失敗発生中におこっていた異常終了を修正
- 稼働レポートのページの表示をアイテムのホスト名でソートするよう修正
- "sortfield"と"sortorder"引数を追加し、dashboard.getに"name"でのソートを追加
- シンプルグラフでアイテムを追加する際に取得可能なアイテムのみ選択できるフィルターを追加
- スクリーン内のマップで最小の深刻度設定を修正
- Windows用エージェントでヒープ領域の破損を修正
- zbx_init_ipmi_host()内のIPアドレスとポートの配列サイズをOpenIPMI内部と合わせるよう修正
- ナビゲーションツリー内の様々なブラウザに依存するJavaScriptのバグを修正し、コーディングスタイルを改善
- マップ内のラベルのマクロの展開を修正
- ダッシュボード読み込み前のウィジェットのチェックを行い、ダッシュボードウィジェット内のタグフィールドでのundefined indexが発生していたのを修正
- マップエディタ内マクロの展開を修正
- アイテムの更新間隔でマクロを含んでいた時にグラフが正常に表示されなかったのを修正
- マップウィジェットの初回リフレッシュの遅延を修正
- 保存前処理で入力データ内に正規表現で指定したパターンが存在しない場合の処理を修正
- libcurlにPLAIN以外のSMTP認証を選択することを許可(Office 365などに対応)
- 新しいウィジェットを追加した後のダッシュボードのスクロール時間を修正
- アイテム削除による障害やイベントのハウスキーピング処理を修正し、オプションでアイテムやトリガーの削除による障害のデータベースクリア用パッチを追加
- 稼働レポート内のSQLクエリを修正
- 最新データや監査の画面でのアイテムの最初の行の可視性を修正
- ビルトインのJSONサポートが無い場合にマップが表示されなかったのを修正
- 8未満のCIDRでのサブネットマスクの計算を修正
- 取得不可時のLLDルールの処理を修正
- 同じLLDルールでの複数の値の並行処理を修正
- vfs_dir_size()内のmodeのパラメータチェックを修正
- 引数の値が空白文字であった時のXMLからの値取得を修正
- dashboard.create()やdashboard.update()の処理でSQLエラーが発生する可能性があったのを修正
- DB::refreshIds()呼び出し時の行ロックを改善
- 保存前処理のメモリに関する不具合を修正
- スクリーン内のトリガーの概要で削除されたホストグループが含まれていた場合のエラーを修正
- 一括更新時のテンプレートの置換を修正
主な3.2.8の不具合修正点は以下の通りです。
- MySQLへの接続失敗発生中におこっていた異常終了を修正
- 稼働レポートのページの表示をアイテムのホスト名でソートするよう修正
- Windows用エージェントでヒープ領域の破損を修正
- zbx_init_ipmi_host()内のIPアドレスとポートの配列サイズをOpenIPMI内部と合わせるよう修正
- マップ内のラベルのマクロの展開を修正
- libcurlにPLAIN以外のSMTP認証を選択することを許可(Office 365などに対応)
- アイテム削除による障害やイベントのハウスキーピング処理を修正し、オプションでアイテムやトリガーの削除による障害のデータベースクリア用パッチを追加
- 稼働レポート内のSQLクエリを修正
- 別のセッションでホストが削除されていた時のundefined indexエラーを修正
- 最新データや監査の画面でのアイテムの最初の行の可視性を修正
- 同じLLDルールでの複数の値の並行処理を修正
- DB::refreshIds()呼び出し時の行ロックを改善
- 一括更新時のテンプレートの置換を修正
- スクリーン内のトリガーの概要で削除されたホストグループが含まれていた場合のエラーを修正
- ホスト設定画面内のマクロ名フィールドの長さを修正
- AIXでのアイテムsystem.stat[ent]の処理を修正
主な3.0.10の不具合修正点は以下の通りです。
- MySQLへの接続失敗発生中におこっていた異常終了を修正
- 稼働レポートのページの表示をアイテムのホスト名でソートするよう修正
- Windows用エージェントでヒープ領域の破損を修正
- zbx_init_ipmi_host()内のIPアドレスとポートの配列サイズをOpenIPMI内部と合わせるよう修正
- マップ内のラベルのマクロの展開を修正
- libcurlにPLAIN以外のSMTP認証を選択することを許可(Office 365などに対応)
- 別のセッションでホストが削除されていた時のundefined indexエラーを修正
- 最新データや監査の画面でのアイテムの最初の行の可視性を修正
- 同じLLDルールでの複数の値の並行処理を修正
- DB::refreshIds()呼び出し時の行ロックを改善
- 一括更新時のテンプレートの置換を修正
- スクリーン内のトリガーの概要で削除されたホストグループが含まれていた場合のエラーを修正
- ホスト設定画面内のマクロ名フィールドの長さを修正
- AIXでのアイテムsystem.stat[ent]の処理を修正
各リリースの詳細な修正点はリリースノートをご確認ください。
ダウンロードは以下のURLから行うことができます。