Zabbix 4.0.2、3.0.24リリース
Zabbix 4.0.2と3.0.24がリリースされました。
4.0.2での主な機能の追加や修正は以下の通りです。
- 監視間隔や監視間隔のカスタマイズなどの値のバリデーションの追加
- iconv.hやpthread.hのパスをハードコーディングしてしまっていたのを削除
- Windowsプラットフォーム上で静的にOpenSSLライブラリをリンクしようとした時のコンパイルエラーを修正
- READMEファイルにライセンス情報やOpenSSLをリンクした時の例外追加と、-Vオプションで実行時に暗号化ライブラリのバージョン表示を追加
- ODBCで空の値からJSONを生成時のクラッシュとメモリリークを修正
- 選択不可の入力項目が選択可能なテキストフィールドと同じような表示であったのを修正
- 障害発生数上位100項目、ダッシュボードのウィジェット、スクリーン内で実際のホストが存在しないホストグループでのフィルタリングを修正
- ファイルシステムディスカバリのためのクローバルな正規表現内の重複したファイルシステムタイプを修正
- system.cpu.util[,guest]とsystem.cpu.util[,guest_nice]をLinuxのテンプレートに追加
- 保存前処理のエラーメッセージを改善
- ヒストリのバックエンドにElasticsearchを使用した時のcurlのエラーハンドリングを修正
- アップグレードパッチでアクションの実行内容内のTRIGGER.NAMEマクロをEVENT.NAMEマクロに書き換え
- VMwareのmaxQueryMetricsの値が無制限であった時の処理を修正
- ホストをグループ間で移動した時にまれにLLDで失敗していたのを修正
- グラフの編集画面内でcalc_fncのUndefined indexエラーが発生していたのを修正
- escalatorプロセスの処理パフォーマンスを改善
- 読み取り専用テキストエリアへのフォーカス時のスタイルを修正
- 稼働レポートのリスト表示上のパーセンテージの計算を改善
- 最大サイズを超えるような圧縮されたデータを受け取った時のエラーメッセージを修正
- データの概要ウィジェットで表示される期間指定のコンテキストメニューを修正
- 編集モード内でクラシックグラフをズーミングした時のJavaScriptエラーを修正
- 編集モード内のダッシュボードの初期化を修正
- マップ内のタイムスタンプの位置を修正
- 閲覧(キオスク)モードでのグラフのズームアウトと期間の選択を修正
- ソースコード内のコメントを改善
- メディアタイプ作成時のステータスを修正
- 古いLinuxシステムでnet.tcp.listenの値が誤っていたのを修正
- ソースのtarボールのためのautoreconf/automakeの問題を修正
- VMwareのパフォーマンスカウンタの取得のための時刻フォーマットを修正
- サブの正規表現を参照している正規表現のコンパイルエラーを修正
- IEでの画面遷移を修正
- マップ内の要素のURLに{TRIGGER.ID}マクロを使用できるようAPIを修正
- VMwareのアップデートによって通信障害が発生した時にクラッシュしてしまう可能性があったのを修正
- テンプレートのすべて複製中のメモリ使用量を修正
- ヘルプメッセージ内とマニュアル内のログレベルのincrease/decreaseのためのプロセスタイプ名を明確化
- APIのdservice.get内のselectHostsオプションを修正
- インサートごとにバイナリヒープの再配置を試行するよう修正
- 要素の有効/無効化後にフィルターをリセットした際にunauthorized request errorが発生していたのを修正
- en_USからen_GBへの翻訳を修正
- クッキーの名前や値のエンコーディングを修正
- Web監視中にステップ間でPOSTがリセットされずクラッシュする可能性があったのを修正
- <翻訳中.....>
3.0.24でも同様の修正が行われているようです。
リリースの詳細な情報はリリースノートやマニュアルなどをご参照ください。
ダウンロードは以下のURLから行うことができます。