Zabbix 4.0.3リリース
Zabbix 4.0.3がリリースされました。
4.0.3での主な機能の追加や修正は以下の通りです。
- 監視データ->障害の画面とダッシュボードで「最新の値」の表示カラムを追加
- ダッシュボード内のウィジェットの表示更新停止を実装
- グラフウィジェット内のダブルクリックでズームアウトできなかったのを修正
- 複数選択内でホストのない親ホストグループを表示するよう修正
- 非推奨なnet-snmpの属性を修正
- コンフィグレーションキャッシュの同期時にホストのないインターフェースを同期しようとしてエラーとなっていたのを修正
- ディスカバリの処理に重ならないようディスカバリルール内のnextcheckの時間を修正
- 正規表現の文字列内にスラッシュが含まれていた時のバリデーション処理を修正
- 複数選択内で入力されたキーの誤った処理を修正
- 「すべて」を表示させたときのトリガーの概要の動作を修正
- 多数のホストにリンクされたテンプレート内のアイテムの削除処理のパフォーマンスを修正
- VMwareのハイパーバイザーのディスカバリ処理のための新しいLLDマクロを追加
- 色選択のツールチップ更新処理を修正
- 「監視データ取得」をアクティブアイテムでも実行するよう修正
- 監視間隔のカスタマイズのバリデーション処理を修正
- SNMPコミュニティのデフォルト値を修正
- VMwareの更新中のパフォーマンスカウンタのメモリの消費を修正
- Tomcatのテンプレートの互換性を最近のTomcatのバージョンに合わせるよう更新
- APIで認証できるLDAPユーザーがWebインターフェースにアクセスできなかったのを修正
- LDAP認証時のエラーメッセージの誤った解釈を修正
- ハイコントラストのテーマ利用時のスタイルを修正
- Webインターフェースからstrict-transport-securityヘッダーを削除
- グラフ内の時間のレンジを選択時にマイナス方向へのオフセットを修正
- ホストインベントリが無効だった時の不要なデータベースレコード作成を修正
- 長すぎるIPアドレスをデータベース書き込もうとした時のSQLエラーが発生していたのを修正
- SVGグラフウィジェットでWeb監視のアイテムが選択できるよう修正
- logrt[]使用時に正規表現に一致するファイル名が存在しないときにエラーハンドリングを修正
- グラフのウィジェット名内のマクロの展開を修正
- ホスト、トリガー、アイテムの数の計算を修正
- プロキシとサーバーのテンプレート内キャッシュ利用率のグラフ名を修正
- アイテムの正規表現を使用した保存前処理で存在しないものを取得しようとしたときの誤った動作を修正
リリースの詳細な情報はリリースノートやマニュアルなどをご参照ください。
ダウンロードは以下のURLから行うことができます。