ZABBIX 1.1bata3リリース
ZABBIX 1.1beta3がリリースされました。
以下、リリースノートの翻訳です。
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:: ZABBIX 1.1beta3 リリースノート
この文章はZABBIXバージョン1.1beta3のリリースノートです。
以下にリリースの詳細を示します。これは古い情報の訂正や主要なドキュメントの補足となります。
[変更点]
:: ZABBIXエージェントのパラメータ記述方法の変更
パラメータ記述方式が変更されました。
例えば、check_service[*]はnet.tcp.service[service <,ip> <,port>]という記述方式に変更されています。
ただし、まだ古いパラメータ記述方式も使用することができます。
Windowsエージェントはまだ古い記述方式しか利用できません。
新しいパラメータ記述方式のリストはZABBIXマニュアルを参照してください。
:: ZABBIXエージェントのよりよいUNIXアーキテクチャの採用
UNIXプラットフォーム上のZABBIXエージェントに新しい測定方法を採用しました。
よりよい精度のために新しいデータ型やUINT64をサポートします。
:: サポートされていないパラメータの自動リカバリ
ZABBIXはサポートされていないパラメータの自動的な変更をサポートします。
これにより、サポートされてないパラメータを自動的に無効にすることができます。
:: ユーザー定義パラメータのより高い柔軟性
ユーザー定義パラメータに9つまでの変数を用いることができます。
例: UserParameter=wc[*],wc -$2 $1|cut -f1 -d" "
これによりwc[/var/log/syslog,w]という設定で/var/log/syslogの単語数を取得することができます。
:: より良いプレリリーステスト手順が導入されました
ZABBIX開発チームはZABBIX GUIのためのリグレッションテスト手順を導入しました。
また、サーバーとエージェントのより多くのテスト結果がすぐに反映されるようになります。
すでにほとんどのコンパイル警告が取り除かれています。
:: 2つのグラフの同時表示
表示されたそれぞれの値を右か左のグラフのどちらかにリンクさせることができます。
Y軸のスケールは独立したままです。
:: バルクローダー(インポート機能)
少ない作業で多数のホストやパラメータ、その他の設定を追加することができます。
:: Y軸の最大値の新しい計算方法
すべてのラインがグラフの底で表示される場合、適切に表示されるように最大値が計算されます。
:: Windowsエージェントのインストールフロッピー(シェルスクリプト)
WindowsプラットフォームでZABBIXのインストールを簡単にするためのスクリプトを作成しました。
:: リフレッシュレートの設定
ユーザープロファイルでリフレッシュレートを設定することができます。
:: ZABBIX GUIの日本語サポート
日本語の追加およびその他の言語のアップデート
:: 修正
* Windowsエージェントのメモリリーク、ハングアップ、その他の問題の修正
* ホストの自動登録機能の修正
* SNMPv3関連の修正
* vfs.file.regmatch[*]パラメータの修正
* SNMP Counter64型の処理の修正
* ZABBIX GUIの多数の修正
* その他の修正
[次期リリースについて]
このリリースは、ZABBIX GUIのテンプレート関連の機能の修正を含みません。
2005年の末までにリリースされる予定の1.1beta4に含まれます。
ZABBIX開発チームはこの既知の問題を重要な課題として扱っています。
ZABBIX 1.1beta4はGUIの質と有用性に焦点に開発が進められています。
[インストールとアップグレード方法]
:: インストレーション
すべての詳細はインストレーションガイド
http://www.zabbix.com/manual/v1.1/install.php
を参照してください。
:: アップグレード
以前のリリースからアップグレードするためには、データベースへのパッチ適用が必要です。
アップグレード手順についてのすべての詳細はアップグレードガイド
http://www.zabbix.com/manual/v1.1/config_upgrading.php
を参照してください。
ZABBIXエージェントに対して、必要であればユーザー定義パラメータを最新の記述方式に変更する必要があります。
[プレリリースのテスト]
:: ZABBIXサーバー
ZABBIXサーバーは以下のプラットフォームでコンパイル・動作テストを行っています。
* Ubuntu Linux, AMD64, kernel 2.6.11
:: ZABBIXエージェント
ZABBIXエージェントは以下のプラットフォームでコンパイル・動作テストを行っています。
* AIX 5.2
* FreeBSD 4.11, 5.4
* HP-UX 11.00
* Linux 2.6.11 (Ubuntu)
* NetBSD 2.0
* OS/X 10.2
* Solaris 5.9
* Tru64 5.1B
これらのエージェントはwww.zabbix.com/download.php
からコンパイル済みのものがダウンロードできます。
エージェントはZABBIXv1.0と1.1の全てのリリースで互換性があります。
[本番環境での使用]
ZABBIX 1.1beta3はベータソフトウェアです。そのため、本番環境での使用は推奨されません。
リリースサイクルにあわせてテストは行っていますが、このリリースには多くの修正が加えられるため、
ZABBIX v1.0ほどの安定性を持ちません。したがって、使用にあたっては新製品と同程度の注意が必要です。
[参考]
* ZABBIX v1.1 Manual http://www.zabbix.com/manual/v1.1/index.php
* ZABBIX Forums http://www.zabbix.com/forum
* ZABBIX Support http://www.zabbix.com/support.php
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Changes for 1.1beta3:
- improved support vfs.file.time[filename,] (Eugene)
- calculate MAX of Y axis based on average values (Alexei)
- automatic recovery of unsupported items (Alexei)
- added config.refresh_unsupported (Alexei)
- added housekeeping for history_uint (Alexei)
- double sided graphs (Alexei)
- added "SET__RESULT" macross (Eugene)
- new W32 un/install floppy. (Eugene)
- added script for GUI regression testing (Alexei)
- reverted multiple server patch (Alexei)
- fixed autoregistration (Alexei)
- added preliminary bulk host and bulk user loader. (James)
- applied Graph Dropdown fix. Thanks to Elkor (James)
- applied SNMPv3 fix. Thanks to Sauron (James) -- Please note I do not
have any SNMPv3 items to test this with, but it did complete and server runs
after build.
- added column graphs_items.yaxisside (Alexei)
- startup script for Tru64 (Alexei)
- added parameters support for user specifed functions "$1 $2 .. $9" (Eugene)
- added table history_uint (Alexei)
- fixed memory leak for windows agent (Eugene)
- fixed windows agent hanging (Eugene)
- reverted graph generation fix (Alexei)
- improved loging to file for windows (Eugene)
- added support of system.cpu.intr for Linux (Eugene)
- added support of kernel.maxfiles for Linux (Eugene)
- added support of vfs.dev.read[*] for Linux (Eugene)
- added support of vfs.dev.write[*] for Linux (Eugene)
- fixed vfs.file.regmatch[*] (Alexei)
- added support of net.if.collisions[*] for Linux (Eugene)
- added support of net.if.in[*] for Linux (Eugene)
- added support of net.if.out[*] for Linux (Eugene)
- Applied MySQL reconnect patch. (James)
- Applied multiple server patch. (James)
- Applied graph generation fix. Thanks to Elkor (James)
- Updated displayed version in UI to 1.1beta3 (James)
- Applied span inconsistency patch. Thanks to Elkor (James)
- Added dbpatches to support 'User Configurable Refresh' (James)
- integrated 'OpenBSD3.7.c' functionality (Eugene)
- Applied ServerByName patch. (James)
- First pass at optimization of MySQL queries on reports page. (James)
- Fixed Groupid selection in triggers page (James)
- Fixed Update Profile in profiles page (James)
- Fixed Number Of Hosts in reports page (James)
- optimized sysinfo functions for solaris system (Eugene)
- optimized sysinfo functions for linux system (Eugene)
- grouped commands in to the new command with parameters for linux (Eugene)
- developed new interface for sysinfo functions. Result returns with srtuct (Eugene)
- recreated process() function. (Eugene)
- fixed several warnings when compiling with -Wall flag (Alexei)
- added new item parameter: message (Eugene)
- configurable refresh rate. Thanks to James Wells. (Alexei)
- update images. Thanks to James Wells. (Alexei)
- all $_GET and $_POST replaced by $_REQUEST. Thanks to James Wells. (Alexei)
- added new item status: NOT AVAILABLE (Alexei)
- fixed autoheader warnings (Eugene)
- removed file acconfig.h (Eugene)
- added support of vfs.dev.read[*] (Eugene)
- added support of vfs.dev.write[*] (Eugene)
- added support of net.if.out[*] (Eugene)
- added support of net.if.in[*] (Eugene)
- added support of net.if.collisions[*] (Eugene)
- added support of system.cpu.util[*] (Eugene)
- added support of net.tcp.listen[*] (Eugene)
- changed system.uptime (Eugene)
- fixed processing of SNMP counter64 objects (Alexei)
- improved support of proc.num[,,] (Eugene)
- improved support of proc.mem[,,] (Eugene)
- added support of system.swap.in (Eugene)
- added support of system.swap.out (Eugene)
- added support of system.cpu.intr (Eugene)
- added support of system.cpu.switches (Eugene)
- added support of kernel.maxproc (Eugene)
- fixed compilation warnings under HP-UX 11.00 (Alexei)
- Japanese translation. Thanks to Kodai Terashima. (Alexei)
- added processing of SNMP counter64 (Alexei)
以下、リリースノートの翻訳です。
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:: ZABBIX 1.1beta3 リリースノート
この文章はZABBIXバージョン1.1beta3のリリースノートです。
以下にリリースの詳細を示します。これは古い情報の訂正や主要なドキュメントの補足となります。
[変更点]
:: ZABBIXエージェントのパラメータ記述方法の変更
パラメータ記述方式が変更されました。
例えば、check_service[*]はnet.tcp.service[service <,ip> <,port>]という記述方式に変更されています。
ただし、まだ古いパラメータ記述方式も使用することができます。
Windowsエージェントはまだ古い記述方式しか利用できません。
新しいパラメータ記述方式のリストはZABBIXマニュアルを参照してください。
:: ZABBIXエージェントのよりよいUNIXアーキテクチャの採用
UNIXプラットフォーム上のZABBIXエージェントに新しい測定方法を採用しました。
よりよい精度のために新しいデータ型やUINT64をサポートします。
:: サポートされていないパラメータの自動リカバリ
ZABBIXはサポートされていないパラメータの自動的な変更をサポートします。
これにより、サポートされてないパラメータを自動的に無効にすることができます。
:: ユーザー定義パラメータのより高い柔軟性
ユーザー定義パラメータに9つまでの変数を用いることができます。
例: UserParameter=wc[*],wc -$2 $1|cut -f1 -d" "
これによりwc[/var/log/syslog,w]という設定で/var/log/syslogの単語数を取得することができます。
:: より良いプレリリーステスト手順が導入されました
ZABBIX開発チームはZABBIX GUIのためのリグレッションテスト手順を導入しました。
また、サーバーとエージェントのより多くのテスト結果がすぐに反映されるようになります。
すでにほとんどのコンパイル警告が取り除かれています。
:: 2つのグラフの同時表示
表示されたそれぞれの値を右か左のグラフのどちらかにリンクさせることができます。
Y軸のスケールは独立したままです。
:: バルクローダー(インポート機能)
少ない作業で多数のホストやパラメータ、その他の設定を追加することができます。
:: Y軸の最大値の新しい計算方法
すべてのラインがグラフの底で表示される場合、適切に表示されるように最大値が計算されます。
:: Windowsエージェントのインストールフロッピー(シェルスクリプト)
WindowsプラットフォームでZABBIXのインストールを簡単にするためのスクリプトを作成しました。
:: リフレッシュレートの設定
ユーザープロファイルでリフレッシュレートを設定することができます。
:: ZABBIX GUIの日本語サポート
日本語の追加およびその他の言語のアップデート
:: 修正
* Windowsエージェントのメモリリーク、ハングアップ、その他の問題の修正
* ホストの自動登録機能の修正
* SNMPv3関連の修正
* vfs.file.regmatch[*]パラメータの修正
* SNMP Counter64型の処理の修正
* ZABBIX GUIの多数の修正
* その他の修正
[次期リリースについて]
このリリースは、ZABBIX GUIのテンプレート関連の機能の修正を含みません。
2005年の末までにリリースされる予定の1.1beta4に含まれます。
ZABBIX開発チームはこの既知の問題を重要な課題として扱っています。
ZABBIX 1.1beta4はGUIの質と有用性に焦点に開発が進められています。
[インストールとアップグレード方法]
:: インストレーション
すべての詳細はインストレーションガイド
http://www.zabbix.com/manual/v1.1/install.php
を参照してください。
:: アップグレード
以前のリリースからアップグレードするためには、データベースへのパッチ適用が必要です。
アップグレード手順についてのすべての詳細はアップグレードガイド
http://www.zabbix.com/manual/v1.1/config_upgrading.php
を参照してください。
ZABBIXエージェントに対して、必要であればユーザー定義パラメータを最新の記述方式に変更する必要があります。
[プレリリースのテスト]
:: ZABBIXサーバー
ZABBIXサーバーは以下のプラットフォームでコンパイル・動作テストを行っています。
* Ubuntu Linux, AMD64, kernel 2.6.11
:: ZABBIXエージェント
ZABBIXエージェントは以下のプラットフォームでコンパイル・動作テストを行っています。
* AIX 5.2
* FreeBSD 4.11, 5.4
* HP-UX 11.00
* Linux 2.6.11 (Ubuntu)
* NetBSD 2.0
* OS/X 10.2
* Solaris 5.9
* Tru64 5.1B
これらのエージェントはwww.zabbix.com/download.php
からコンパイル済みのものがダウンロードできます。
エージェントはZABBIXv1.0と1.1の全てのリリースで互換性があります。
[本番環境での使用]
ZABBIX 1.1beta3はベータソフトウェアです。そのため、本番環境での使用は推奨されません。
リリースサイクルにあわせてテストは行っていますが、このリリースには多くの修正が加えられるため、
ZABBIX v1.0ほどの安定性を持ちません。したがって、使用にあたっては新製品と同程度の注意が必要です。
[参考]
* ZABBIX v1.1 Manual http://www.zabbix.com/manual/v1.1/index.php
* ZABBIX Forums http://www.zabbix.com/forum
* ZABBIX Support http://www.zabbix.com/support.php
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Changes for 1.1beta3:
- improved support vfs.file.time[filename,
- calculate MAX of Y axis based on average values (Alexei)
- automatic recovery of unsupported items (Alexei)
- added config.refresh_unsupported (Alexei)
- added housekeeping for history_uint (Alexei)
- double sided graphs (Alexei)
- added "SET_
- new W32 un/install floppy. (Eugene)
- added script for GUI regression testing (Alexei)
- reverted multiple server patch (Alexei)
- fixed autoregistration (Alexei)
- added preliminary bulk host and bulk user loader. (James)
- applied Graph Dropdown fix. Thanks to Elkor (James)
- applied SNMPv3 fix. Thanks to Sauron (James) -- Please note I do not
have any SNMPv3 items to test this with, but it did complete and server runs
after build.
- added column graphs_items.yaxisside (Alexei)
- startup script for Tru64 (Alexei)
- added parameters support for user specifed functions "$1 $2 .. $9" (Eugene)
- added table history_uint (Alexei)
- fixed memory leak for windows agent (Eugene)
- fixed windows agent hanging (Eugene)
- reverted graph generation fix (Alexei)
- improved loging to file for windows (Eugene)
- added support of system.cpu.intr for Linux (Eugene)
- added support of kernel.maxfiles for Linux (Eugene)
- added support of vfs.dev.read[*] for Linux (Eugene)
- added support of vfs.dev.write[*] for Linux (Eugene)
- fixed vfs.file.regmatch[*] (Alexei)
- added support of net.if.collisions[*] for Linux (Eugene)
- added support of net.if.in[*] for Linux (Eugene)
- added support of net.if.out[*] for Linux (Eugene)
- Applied MySQL reconnect patch. (James)
- Applied multiple server patch. (James)
- Applied graph generation fix. Thanks to Elkor (James)
- Updated displayed version in UI to 1.1beta3 (James)
- Applied span inconsistency patch. Thanks to Elkor (James)
- Added dbpatches to support 'User Configurable Refresh' (James)
- integrated 'OpenBSD3.7.c' functionality (Eugene)
- Applied ServerByName patch. (James)
- First pass at optimization of MySQL queries on reports page. (James)
- Fixed Groupid selection in triggers page (James)
- Fixed Update Profile in profiles page (James)
- Fixed Number Of Hosts in reports page (James)
- optimized sysinfo functions for solaris system (Eugene)
- optimized sysinfo functions for linux system (Eugene)
- grouped commands in to the new command with parameters for linux (Eugene)
- developed new interface for sysinfo functions. Result returns with srtuct (Eugene)
- recreated process() function. (Eugene)
- fixed several warnings when compiling with -Wall flag (Alexei)
- added new item parameter: message (Eugene)
- configurable refresh rate. Thanks to James Wells. (Alexei)
- update images. Thanks to James Wells. (Alexei)
- all $_GET and $_POST replaced by $_REQUEST. Thanks to James Wells. (Alexei)
- added new item status: NOT AVAILABLE (Alexei)
- fixed autoheader warnings (Eugene)
- removed file acconfig.h (Eugene)
- added support of vfs.dev.read[*] (Eugene)
- added support of vfs.dev.write[*] (Eugene)
- added support of net.if.out[*] (Eugene)
- added support of net.if.in[*] (Eugene)
- added support of net.if.collisions[*] (Eugene)
- added support of system.cpu.util[*] (Eugene)
- added support of net.tcp.listen[*] (Eugene)
- changed system.uptime (Eugene)
- fixed processing of SNMP counter64 objects (Alexei)
- improved support of proc.num[
- improved support of proc.mem[
- added support of system.swap.in (Eugene)
- added support of system.swap.out (Eugene)
- added support of system.cpu.intr (Eugene)
- added support of system.cpu.switches (Eugene)
- added support of kernel.maxproc (Eugene)
- fixed compilation warnings under HP-UX 11.00 (Alexei)
- Japanese translation. Thanks to Kodai Terashima. (Alexei)
- added processing of SNMP counter64 (Alexei)