Zabbix 1.6.8-2.JPパッケージをリリースしました
Zabbix SIA配布のZabbixにバグフィックスと日本語の対応を行ったZabbix 1.6.8-2.JPのRPMパッケージを公開しました。
以下のURLからダウンロードすることができます。
オリジナル1.6.8からの修正点 (*はこのバージョンからの改善)
- Webインターフェースの日本語翻訳を改善
- グラフやマップのタイトルに日本語を使用可能
- 日本語表示の際にマップのリンクの色を指定しても切り替わらない問題を修正
- アイテムの名前に日本語を使用した場合にグラフの凡例が文字化けする問題を修正
- 長いログを監視した場合にZabbixサーバがクラッシュする問題を修正
- アイテムとトリガーのパラメータに日本語を使用可能
- Windowsの日本語イベントログに対応
- LinuxエージェントでLVMやデバイスマッパーを利用したsystem.swap.in/outを利用できるように修正
- トリガー関数に日本語を使用した場合に、正常にトリガーが保存できない場合がある問題を改善
- 中国語選択時に日本語表示を選択できない問題を修正
- イベント表示の表示速度を改善
- Copyrightの誤りを修正
- デフォルトの言語を日本語に設定
- 円グラフのタイトルや凡例に日本語を使用可能
- 1.4からバージョンアップを行った場合にスクリーン画面が正常に表示できない問題を修正
- アクティブチェックのみ行っておりデータを受信していない状態のホストが最新データ画面に表示されない問題を修正
- マップのラベル表示位置がずれる問題を修正 (*)
- 色選択のフレームが表示されない問題を修正 (*)
- 1.4からのバージョンアップ時にグラフやマップの色が正常にアップグレードされない問題を修正 (*)
- マップのラベルのデフォルトの位置が設定に反映されない問題を修正 (*)
- countトリガー関数で文字列を利用した場合に正常に動作しない問題を修正 (*)
注意事項
- Zabbix 1.4からアップグレードする場合はデータベースへのパッチ適用が必要です。
- Zabbix 1.4とZabbix 1.6ではRPMパッケージの構成が異なるため、アップグレードの際は注意してください。
- Zabbix 1.4向けのyumリポジトリを利用している場合、zabbix-jp-releaseパッケージの再インストールと設定が必要です。詳細はこちらを参照してください。
制限事項
- RedHat Enterprise Linux 4 / CentOS 4用のZabbixサーバパッケージはOS同梱のcurlとIPMIライブラリのバージョンが古いためWeb監視とIPMI監視を行うことができません。