Zabbix 1.6.9-3.JPパッケージをリリースしました
Zabbix SIA配布のZABBIXに日本語の対応を行ったZABBIX 1.6.9-3.JPのRPMパッケージとWindowsエージェントインストーラを公開しました。
以下のURLからダウンロードすることができます。
1.6.9-3の修正点
- ログやトラップ監視で同時に複数のエラー行を受信した場合にイベントが生成されない問題を修正
- デフォルトの期間を00:00-23:59から00:00-24:00に変更
- トリガー関数にnodata、date、dayofweek、time、now関数を使用している場合に、同じアイテムに設定されている他のトリガーが30秒ごとに評価される問題を修正
その他のオリジナル1.6.9からの修正点
- Webインターフェースの日本語翻訳を改善
- グラフやマップのタイトルに日本語を使用可能
- 日本語表示の際にマップのリンクの色を指定しても切り替わらない問題を修正
- アイテムの名前に日本語を使用した場合にグラフの凡例が文字化けする問題を修正
- 長いログを監視した場合にZabbixサーバがクラッシュする問題を修正
- アイテムとトリガーのパラメータに日本語を使用可能
- Windowsの日本語イベントログに対応
- LinuxエージェントでLVMやデバイスマッパーを利用したsystem.swap.in/outを利用できるように修正
- トリガー関数に日本語を使用した場合に、正常にトリガーが保存できない場合がある問題を改善
- 中国語選択時に日本語表示を選択できない問題を修正
- イベント表示の表示速度を改善
- Copyrightの誤りを修正
- デフォルトの言語を日本語に設定
- 円グラフのタイトルや凡例に日本語を使用可能
- 1.4からバージョンアップを行った場合にスクリーン画面が正常に表示できない問題を修正
- アクティブチェックのみ行っておりデータを受信していない状態のホストが最新データ画面に表示されない問題を修正
- マップのラベル表示位置がずれる問題を修正
- 色選択のフレームが表示されない問題を修正
- 1.4からのバージョンアップ時にグラフやマップの色が正常にアップグレードされない問題を修正
- マップのラベルのデフォルトの位置が設定に反映されない問題を修正
- countトリガー関数で文字列を利用した場合に正常に動作しない問題を修正
- zabbix-web.confにmbstring.func_overloadを追加 (デフォルトではコメントアウト)
- CentOS 4上でRPMパッケージを作成する際にunixODBC-develを要求するように変更
- CentOS 5上でRPMパッケージを作成する際にOpenIPMI-develを要求するように変更
- CentOS 4用のzabbix-webパッケージからphp-bcmathの依存関係を削除
- zabbix.conf.phpファイルにデータベースの設定が含まれない場合に自動的にWebインストーラを実行するように修正
- x64版Windows上のエージェントインストーラの処理を改善
- アイテムのキーに長いマルチバイト文字を使用した場合に設定が正しく保存されない問題を修正
- アプリケーション設定画面でアイテムの有効/無効が正しく機能しない問題を修正
- グラフ画面で372日以上の期間を選択した場合に372日として表示するように修正
制限事項
- RedHat Enterprise Linux 4 / CentOS 4用のZABBIXサーバパッケージはOS同梱のcurlとIPMIライブラリのバージョンが古いためWeb監視とIPMI監視を行うことができません。