アイテムのキーでの{HOST.CONN*}の利用について

Zabbix 2.0.5を、CentOS6の環境にインストールして利用しています。
複数のインターフェイスを持つホストで、複数のIPアドレスにそれぞれping監視をしようとして、
・ホストの設定で、「エージェントのインターフェイス」に、次の2つのアドレスを登録
 ・192.168.0.1
 ・172.31.0.1
・アイテムとして、以下の2つのアイテムを登録
 ・シンプルチェックの、キーが「icmpping[{HOST.CONN1}]」のアイテム
 ・シンプルチェックの、キーが「icmpping[{HOST.CONN2}]」のアイテム

という設定を行いました。

この状態で、2つ目の172.31.0.1のインターフェイスへ疎通が通らないようにしたのですが、両方のアイテムが返す値は「1」から変わりませんでした。
パケットをキャプチャしたりして確認してみると、どうやら両方のアイテムとも、192.168.0.1へpingを投げているようです。

現時点では、HOST.CONN2のように、2つ目以降のインターフェイスをマクロで指定することはできないのでしょうか?

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ユーザー fripper の写真

たしか、「タイプ」が「Zabbix エージェント」として定義できるアイテムでしか、
{HOST.CONNx} マクロは使えなかったかと記憶しています

icmpping のような「シンプルチェック」や、「Zabbixエージェント(アクティブ)」などの
アイテムでは、利用できなかったと思います

https://www.zabbix.com/documentation/2.0/manual/appendix/macros/supporte...

> [2] Since 2.0.3 HOST.* macros supported in item keys will only work for item types that have interfaces.
> e.g. they will not work for types “Zabbix agent (active)”, “Calculated” etc.

なるほど、他のタイプのアイテムへのインターフェイス定義の流用はできないのですね。ありがとうございます。
複数インターフェイスを持つサーバがいくつかある場合に、1個づつアイテムを登録するのが面倒なので、うまく利用できればよいと思ったのですが…。

ユーザー heya の写真

こんにちは。

icmppingで{HOST.IP<1-9>}を使っていたのですが、この投稿を見て初めてそれができないことを知りました(エラーにならなかったので気づかなかった・・・単純に最初のアドレスが使われていたんですかね)。それでどうしたものかと思っていたんですが、少し試してみたところ、ユーザー定義のマクロでやりたいことはできた(ような気がする)ので、情報共有として書いておきます。
#今日少し試しただけなので、おかしなところがあればご指摘いただけると幸いです。

テンプレート1がホスト1とホスト2にリンクしている場合・・・
1.それぞれのホストにユーザー定義のマクロを登録する。
  {$IP1}→192.168.0.1
  {$IP2}→192.168.0.2
といった感じ。
2.テンプレート1では、その{$IP1}とか{$IP2}を使ってアイテムやトリガーを設定する。
アイテム
  名前:ping監視({$IP1})
  キー:icmpping[{$IP1}]
トリガー
  名前:ping失敗({$IP1})
  条件式:{テンプレート1:icmpping[{$IP1}].last(0)}=0
といった感じ。

ping監視だけならこれでいいんですが、エージェントのアドレスも複数必要なら、同じアドレスを二箇所に登録することになり変更時に片方を変更し忘れてしまう恐れはあります。

以上、ご参考まで。