関連ソフトウェアのバージョンについて

始めまして。このたび初めてZabbixサーバの構築を考えております。

構築にあたって質問なのですが、
各種関連ソフトウェア(fpingやiksemel、net-snmp-libs等)について
バージョンの指定はあるのでしょうか。
それとも最新のバージョンであれば基本的に動作するものと考えてよいのでしょうか。

mySQL等のデータベースなど一部には指定がありますが
その他のものについては見つけることが出来ませんでした。

構築はRHEL6.2への作成を考えており、デフォルトで含まれるソフトウェアについては
そちらを使用できればと考えております。

ご教授の程、よろしくお願いいたします。

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ユーザー TNK の写真

基本的に各ディストリビューションの最新版をご利用ください。

RHELやCentOSであれば、RHEL5系とRHEL6系のバージョンのそれぞれに合わせた
ZabbixのRPMが用意されています。
アーキテクチャ(32bit、64bit)毎にも分けて用意していますので、利用されている
環境に合わせたRPMをご利用ください。

ソースからのインストールであれば、最初に書いた通り、各ディストリビューション
の最新版をご利用ください。
ただし、RHELやCentOS用のfpingやiksemel(RHEL5系ではlibssh2も)に関しては、
標準のリポジトリには含まれていないと思いますので、ZABBIX-JPかZabbix本家
からRPMをダウンロードすると簡単にインストールできます。
標準以外のパッケージと組み合わせてインストールする場合は、Zabbixのconfigure
実行時に明示的にファイルのパスを指定することが必要になる場合がありますので
ご注意ください。

yumも利用可能です。
yumを利用すれば、各種依存するパッケージは依存関係の設定によって自動的に
選択されてインストールされます。
注意点として、RHEL 6を利用されるのであれば、事前にRHNでオプションのパッケ
ージ「RHEL Server Optional」も有効になるよう設定を変更しておいてください。

ご参考:「RHEL Server Optional」
 http://www.zabbix.jp/node/1027

Zabbix本家ダウンロードサイト:
 http://repo.zabbix.com/

ZABBIX-JPダウンロードサイト(Zabbix 1.8系まで):
 http://repo.zabbix.jp/
 または http://www.zabbix.jp/binaries/

Zabbix本家とZABBIX-JPとでは一部パッケージ構成が異なりますのでご注意ください。
特に、Zabbix本家のダウンロードサイトからダウンロードする場合は、Webフロント
エンドで日本語表示させるなら、「zabbix-web-japanese」のパッケージもインスト
ールするようにしてください。

詳細は、以下のURLなどをご参照ください。
 http://kodai74.blogspot.com/2012/05/zabbix-siarpm.html
 https://www.zabbix.com/documentation/2.0/manual/installation/install_from_packages
 http://www.zabbix.jp/documents

ユーザー TNK の写真

以前、Zabbix本家のリポジトリを利用したyumの手順も書いていたので、
こちらもご参照ください。

 Zabbix公式パッケージ公開開始
  http://tnk77.blogspot.jp/2013/03/zabbix.html

ユーザー kodai の写真

基本的にはTNKさんの書かれているオフィシャルのリポジトリを利用されるのが良いと思います。iksemelやfpingも検証済みのものがあわせてインストールされますので、後々面倒がないと思います。

1.8系はもう古いですし、2.0以降でテンプレートの設計の仕方も大きく変わっていますので、今からインストールされるのであれば2.0の方が良いです。