1.4系からは、1.6系を経由してから1.8系にあげる必要があったと
思います。
そして、1.4系から2.2系に一気に変換するものはありませんので、
それぞれの段階でのアップグレード変換を行ってください。

1.4系からアップグレードする場合、例えば、データベースとして
MySQLを利用されていて、LZabbix SIAが公開しているyumリポジト
リを利用してZabbix 2.2.1をインストールするか、Zabbix 2.2.1の
ソースを取得すると、

　zabbix-server-mysql-2.2.1-1のrpmがインストールされた環境：
　　/usr/share/doc/zabbix-server-mysql-2.2.1/upgrades/dbpatches/

　zabbix-2.2.1.tar.gzを展開した環境：
　　展開したディレクトリ/upgrades/dbpatches/

にアップグレード用のスクリプトが用意されています。

yumリポジトリを利用してzabbix-server-mysql-2.2.1-1のrpmがイ
ンストールされている状態であれば、それぞれのバージョン用のデ
ータベースに変換するには、以下のようなコマンドを実行します。

　1.4から1.6へ変換
　　# cd /usr/share/doc/zabbix-server-mysql-2.2.1/upgrades/dbpatches/1.6/mysql/
　　# mysql -uroot zabbix -p < patch.sql

　1.6から1.8へ変換
　　# cd /usr/share/doc/zabbix-server-mysql-2.2.1/upgrades/dbpatches/1.8/mysql/
　　# ./upgrade -uroot zabbix -p

　1.8から2.0へ変換
　　# cd /usr/share/doc/zabbix-server-mysql-2.2.1/upgrades/dbpatches/2.0/mysql/
　　# ./upgrade -uroot zabbix -p

利用しているデータベースアクセス用のアカウントやデータベース
名に関しては、利用されている環境に合わせてください。
MySQL以外のデータベースを利用されている場合は、利用されてい
るデータベースに合ったスクリプトを利用してください。

そして、2.0から2.2は、zabbix-serverの起動時にデータベースの
バージョンを確認して自動的にアップグレード処理を行うようにな
っています。

注意点としては以下のようなものが挙げられます。

　・データベースのアップグレード処理中に手で中断してしまった
　　り、何らかの障害が発生して中断してしまった場合、途中から
　　再開できないので、前もって、データベースのバックアップを
　　取得してから作業を開始してください。
　・履歴が多く残っている場合、特に1.8から2.0へ変換処理には長
　　時間かかる場合があります。
　・1.4系から2.2系だと、エージェントのバージョンが変わると同
　　じアイテム名でも値の単位が異なる場合があります。
　・いくつかの古いアイテムが利用できなくなっています。
　・2.2で追加され整理されたテンプレートが登録されていない状態
　　ですので、例えばVMware用のサンプルテンプレートが登録され
　　ていません。

最後のテンプレートの件に関しては、別途2.2の環境を構築して、
その環境からエクスポートしたものを1.4からバージョンアップし
た環境でインポートするなどの対応方法が考えられます。

インポート時の注意点は、以下の資料が参考になると思います。
テンプレートによっては、1回のインポートではエラーが発生して
しまうようなので、そのような場合は複数回に分けてインポートし
てください。

　【 Zabbix 2.2 】zabbix update 2.0 to 2.2
　　http://www.slideshare.net/qryuu/zabbix-22-zabbix-update
　　P.22あたり