デフォルトからの変更が必要かは、その監視の環境に依存します。
規模が小さければ、変更しなくても稼働できます。

規模が大きくなってきて、より高いパフォーマンスを得たかったり、
システムの負荷を軽減させたいという場合は、その環境に合わせて
チューニングを行えばよいでしょう。
特にプロセス数やキャッシュサイズなどは、環境に合わせてチュー
ニングを行う必要がでてくるかもしれません。

現時点のZabbixサーバの状態の把握は、テンプレートの「Template
App Zabbix Server」を利用することで、ある程度把握することが
できます。
例えば、各Zabbixサーバ用のプロセスのbusy状態やキャッシュの状
態を確認することができますので、それらの状態を考慮してプロセ
ス数を増減したり、キャッシュのサイズを増減したりしていくこと
になるでしょう。

また、チューニングのポイントとしては、Zabbixサーバ自体のチュ
ーニングもありますが、Zabbixが利用するDBMSの部分のチューニン
グからも大きく影響を受けます。

MySQLであれば、メモリのチューニングはもちろんのこと、ヒスト
リ系テーブルのパーティショニングを行ったり、テーブルの圧縮を
行ったりなどの対応を行うことで、ヒストリの削除処理の負荷を削
減したり、ハードディスク上の利用領域を節約したりすることも検
討してみても良いかもしれません。

注意点として、MySQLの新機能を利用するには、OS標準のパッケー
ジだとバージョンが古くて新機能を利用できなかったりするので、
新しいバージョンを入手して利用することも必要だったりします。

ただし、データ圧縮に関しては、CPUの処理能力も求められるため、
パフォーマンス向上を実現できない場合もあるようです。

ご参考：
Zabbixで10,000台のサーバーを監視する
http://kodai74.blogspot.jp/2013/11/zabbix10000.html
自宅ラック勉強会 2.2 夏のZabbix特別教室 ～構築編～
http://www.slideshare.net/qryuu/22-zabbix
ZabbixのDB(MySQL)をパーティショニングする(1)
http://www.rack.sh/zabbix-partitioning-1/
Zabbixのデータベースベンチマークレポート PostgreSQL vs MySQLの比較
http://www.zabbix.com/jp/img/zabconf2013/presentations/11-sraoss.pdf