分散監視をするZabbixProxyの数について

いつもお世話になっております。

現在大きな案件があり、ZabbixProxyを導入した運用方式を考えております。

現在考えている構成としては、
ZabbixServer:1台
ZabbixProxy:6台
となります。

ZabbixProxyにはノード数800台(エージェント200台、NW機器600台)で
アイテムの数は平均20程度、監視間隔は1分と考えております。

ソフトの構成としては、
【ZabbixServer】
OS:Cent7.2
Zabbix:Zabbix2.2.11
DB:mariadb5.5

【ZabbixProxy】
OS:Cent7.2
Zabbix:Zabbix2.2.11
DB:mariadb5.5

となります。

そこで質問なのですが、

性能的に
1Proxyに30エージェント+NW機器100台(ZabbixServer:1台/ZabbixProxy6台)
の構成と
ZabbixProxyの台数を半分に減らして
1Proxyに60エージェント+NW機器200台(ZabbixServer:1台/ZabbixProxy3台)

という構成(ZabbixProxyの負荷は考えないで)では
ZabbixServerへの負荷は変わらないと考えてよろしいでしょうか。

監視する項目は1Proxyでは増えますが、ZabbixServerに保存する
データとしては同数であるため、負荷は変わらないと想定しております。。。

以上、よろしくお願いいたします。

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ユーザー fripper の写真

1Proxy あたりの規模が大きくなる場合には、1Proxyに対する各々の処理が大きくなります
・ProxyがServerへ、最新の監視対象に関する設定を問い合わせる処理
・ProxyがServerへ、収集した監視結果データを送付する処理

Proxy からServer へのデータ送信間隔(DataSenderFrequency) を長い時間に設定していると
1度のデータ送信処理でServerへ届く監視データ量が大きくなってしまうことになります
Proxyが少ない台数に集中していて1台あたりのデータ量が多くなると、データの受取から先の処理、
障害の判定・アクションの実行 などが滞留したりする可能性があります

また、設定問い合わせ間隔(ConfigFrequency)をあまりに短い間隔にしたうえで
Proxyの台数が多くなると、Server 側はデータ受信だけでなく設定問合にも答えないといけないので
負荷は上がります

1.Server 側でProxyからの接続を受付する Trapper の数 (StartTrappers) を、
 少なくとも Proxy の数以上に確保しておくことが最重要
1.ProxyのDataSenderFrequencyをあまり長くしすぎず、そこそこ小さい量を
 こまめにServerへ送っておくことで、Server側の受信・格納・障害判定・アクション実行等の負荷集中を避ける
1.ProxyのConfigFrequencyをあまり短くしすぎず、設定問合せの負荷を
 できるだけ小さくする

こうしておくことで、設定の問い合わせやデータの受信で滞ることはほとんど無いかと思います
各設定値のバランスが悪い状況では、Proxy台数が減ることでServerの負荷が上がることもあるので
注意したほうが良いと思います