アイテムキー「log[]」から「logrt[]」への変更について

いつも参考にさせていただいております。
質問ばかり申し訳ありません。

私はログ監視をアイテムキー「log[]」から「logrt[]」に変更したいです。
ですが、いざ変更をすると以下の障害が発生いたします。

[障害内容]
Zabbix server
・Zabbix trapper processes more than 75% busy
・Zabbix poller processes more than 75% busy
・Less than 5% free in the value cache
・Less than 25% free in the text history cache
監視対象サーバ
・Zabbix agent on 監視対象サーバ is unreachable for 5 minutes

私の考えだとアイテムキー「log[]」から「logrt[]」に変更すると
初回の監視は対象となるすべてのファイルをローテーションする影響で
プロセスが超過するのではないかと思います。

①この障害が発生することなく変更することはできないでしょうか?
②アイテムキー「log[]」から「logrt[]」に変更する理由が
ローテーションを行う日が変わる寸前に起こった障害を検知できない可能性があると考えたからなのですが、
このログ監視に使用するアイテムキーについて認識は合っているでしょうか?

複数質問をしてしまい申し訳ございません。
ご教授よろしく御願いいたします。

-------------サーバー情報(zabbix共通)-------------
zabbixバージョン2.4.7
サーバーOSCentOS release 6.7 (Final)
----------------------------------------------------

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ユーザー TNK の写真

①この障害が発生することなく変更することはできないでしょうか?

アイテムが変更された場合、ログファイルの最初から読み込むよう
になったと思います。

恐らく、ログファイルを最初から読み込んで、フィルタリングする
条件も設定していなかったのであれば、すべてのログがZabbixエー
ジェントからZabbixサーバーに送られてきて、Zabbixサーバーの負
荷が上昇したのだと思われます。

Zabbixエージェントを起動している間のログだけ監視すれば良いの
であれば、logrt[]の引数のmodeの部分にskipを指定することで、
過去のログは読み込まないようになるはずです。

ただし、Zabbixエージェントを何らかの理由で停止した際には、そ
の停止している間のログはZabbixサーバー側に送られませんのでご
注意ください。

Zabbixエージェントを停止していた間のログも監視したいのであれ
ば、ログのローテーションが行われてログファイルのサイズが小さ
いうちに変更するのが良いでしょう。
すでに設定を変更してしまったのであれば、ログをすべて取り込み
終わるまで待つことになると思います。

②アイテムキー「log[]」から「logrt[]」に変更する理由が
ローテーションを行う日が変わる寸前に起こった障害を検知できない可能性があると考えたからなのですが、
このログ監視に使用するアイテムキーについて認識は合っているでしょうか?

ログのローテーションにlogrotateを利用されているのであれば、
ログから情報を取得する際に、同じディレクトリ内のファイルの一
覧を取得し、ローテーションされたファイルがあると判定されれば、
1つ前のファイルの読み込み済のファイルの位置から後ろを読み込
んだ後、新しいファイルの先頭から読み込むようになります。

なので、ローテーションされているログファイルを、極力切れ間な
く監視する際にlogrt[]を利用します。

ユーザー RYT の写真

TNK様

返答が遅くなり申し訳ございません。

①logrt[]のmodeにskipを設定することで検討いたします。

②やはりlogrt[]に設定したほうが監視漏れは無いということですね。

丁寧に教えていただきまことにありがとうございました。