FreeBSDでのディスク書き込み/読み込み監視について
現在以下の環境でFreeBSDサーバのディスク書き込み/読み込み(ops)の監視を実施しようとしています。
使用しているZabbix : zabbix 3.0.4(server、agentともに同じバージョン)
監視対象 : FreeBSD 9.1-RELEASE-p22(64bit)
ファイルシステム構成
# df -Th
Filesystem Type Size Used Avail Capacity Mounted on
/dev/da0a ufs 2G 370M 1.4G 20% /
devfs devfs 1.0k 1.0k 0B 100% /dev
/dev/da0d ufs 7.7G 3.3G 3.8G 47% /usr
/dev/da0e ufs 25G 797M 22G 3% /var
アイテム : vfs.dev.read[/dev/da0a,ops,avg1]
しかし以下のエラーメッセージが現れ監視が出来ない状態です。
Cannot obtain disk information.
zabbix_getコマンドでデータを取得しようとしても結果は同じでした。
ただ、アイテムの第一引数を「/dev/da0」にした場合は監視データの取得が出来るようでした。
「/dev/da0」の場合、ファイルシステム全体の読み込み/書き込み量の監視ということになり、自分がやりたいのは「/dev/da0a」、「/dev/da0d」それぞれの読み込み/書き込み量の監視です。
エラーの原因と考えられるもの、またはFreeBSDを監視する場合のzabbixの動き、仕様などご存知の方がいたらご教示ください。
また、ほかに必要な情報があれば教えてください。
wakaba - 投稿数: 228
広瀬です
基本的に、vfs.dev.read/writeはデバイス単位(=ディスク単位)であり、パーティション単位(=ファイルシステム)の
指定は出来ません。vfs.fs.*系のパラメータとは定義が異なります。
パーティション単位が必要であれば、iostat等のコマンドでパーティション単位のread/writeを取得するような
シェルをsystem.runか、UserParamaterで取るしか手段はないかと思います。
FreeBSDにiostatに相当するコマンドがあるのかは存じ上げませんが、代替コマンドがあればそれを利用頂き、
シェル等を組んで頂く必要があります。FreeBSDで使えるかはわかりませんが、LLDも併用可能だと思います
[root@host ~]# iostat -p xvda
Device: tps Blk_read/s Blk_wrtn/s Blk_read Blk_wrtn
xvda 0.97 9.39 20.87 39585698 87978964
xvda1 0.00 0.00 0.00 3976 44
xvda2 0.00 0.00 0.01 6192 56552
xvda3 0.97 9.39 20.85 39574330 87922368
※上記はLinuxでの出力ですので、参考程度に