postfixメールキュー数の監視でのUID/GID設定について

いつもお世話になっています。

アオヤギと申します。

現在、postfixメールキュー数の監視設定中です。
下記の教材を基に実施してるのですがうまくいかないです。
ご教授お願いします。

・参考教材
Zabbix総合監視[実践入門]ver2.2対応の書籍を参考に設定しています。
 第12章 アプリケーションの詳細監視
 12.2 Postfixメールサーバの監視
  12.2.2 キューの数が増えすぎたら自動的にholdキューに退避し、
      システム管理者にチャットメッセージによる障害通知をおこなう

・やりたい事
 メールサーバのメールキュー数が閾値を超えた場合にzabbixサーバに障害アラートを通知したい。

・基本情報
 zabbixサーバ、メールサーバ:REHL7.2
 zabbixのバージョン:2.2
 ※zabbix-agentインストール済み
  zabbixサーバ上でSNMP監視確認済み

・設定
 教材内の下記を実施。
  ・ユーザパラメータとsudoの設定
   リスト12.2-1 zabbixユーザがPostfixのキューディレクトリを参照できるように設定
   ・visudoで実施
   --------------------------------------------
   # Defaults requiretty
   
   zabbix localhost=(root) NOPASSWD: /usr/bin/find /var/spool/postfix/active /var/spool/postfix/incoming -type f
   --------------------------------------------
   
   ・zabbix_agentd.conf
    UserParameter=postfix.queue,/usr/bin/sudo /usr/bin/find /var/spool/postfix/active /var/spool/postfix/incoming -type f|wc -l

  ・アイテム「キュー数」のみ設定
   表12.2-2 Postfixのメールは移動状況のアイテム設定
   
  ・トリガー設定
   表12.2-3メールのキューのトリガー設定
   ※テストとして一時的に条件式を1000⇒0に変更し、
    アラート通知できるように設定
   ※sudo /usr/bin/find /var/spool/postfix/active /var/spool/postfix/incoming -type f|wc -l
    実施すると数値1以上取得可能です。

  ・アクション設定
   表12.2-4メールのキューのアクション設定
    下記を設定
    アクション、アクションの実行条件、アクションの実行条件

  ・リモートコマンドの許可とsudoの設定
   リモートコマンドは使用しないが
    「EnableRemoteCommands = 1」を設定

・問題点
 設定後に、アラート検知が動作せず。
 「/var/log/secure」上に下記メッセージが出力される。
 
 ・メッセージ
  Jun 6 11:41:07 ホスト名 sudo: pam_unix(sudo:auth): auth could not identify password for [zabbix]
  Jun 6 11:41:07 ホスト名 sudo: pam_succeed_if(sudo:auth): requirement "uid >= 1000" not met by user "zabbix"
  Jun 6 11:41:17 ホスト名 sudo: pam_unix(sudo:auth): conversation failed
 
 ・RHEL上のgroup
  zabbix:x:993:

 ・RHEL上のpasswd
  zabbix:x:995:993:Zabbix Monitoring System:/var/lib/zabbix:/sbin/nologin

 
 出力メッセージを確認するとUIDが1000以上でないといけないと思われるのですが、
 単純にzabbixのUIDを1000以上で編集した場合、
 zabbix-agentは起動するのでしょうか
 
 初歩的なzabbix(ソフトウェア)とlinuxの質問で申し訳ございませんが
 回答頂ける助かります。
 

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広瀬です。

/etc/sudersへの編集に問題があります。対象サーバで、「uname -n」で帰ってくるホスト名を確認しましょう。
localhostが帰ってくるなら話は別ですが、たぶんそれ以外でしょう。

--------------------------------------------
# Defaults requiretty

zabbix localhost=(root) NOPASSWD: /usr/bin/find /var/spool/postfix/active /var/spool/postfix/incoming -type f
--------------------------------------------
       ↑この部分のホスト名が正しく無い

OS初期のlocalhost(/etc/sysconfig/networkに記述したホスト名)のままなら、これでうまく行きますが、
そうで無ければ、NOPASSWD指定してもパスワードを求められます。

「uname -n」で返答された値をvisudoで編集する、localhostと入れ替えて確認しなおしてください

ユーザー daisuke の写真

広瀬さま

早急なご回答ありがとうございました。

ご指摘通り実施しましたら、うまくできました!!

本当にありがとうございました。