LLD フィルター 正規表現について
いつもお世話になっております。
標題の件について、助言いただけますと幸いです。
■検証環境
OS:RHEL7.4（SElinux、firewalld無効済み）
Zabbix:3.4.6
監視対象：Windows Server 2016のI/F
■実現したいこと
LLDを使用して監視対象のI/Fを監視したいが、不要なI/Fを検出しすぎるため
フィルタリングをかけたい。
■実施したこと
デフォルトテンプレート「Template Module Interfaces Windows SNMPv2」を使用してLLD検出したところ、
上記のとおり、不要なI/Fを検出したため、フィルタリングをかけようと
管理 -> 一般設定、正規表現の「Network interfaces for discovery」に下記を追記
条件式の形式：結果が偽
条件式：QoS Packet Scheduler
大文字小文字を区別：チェックなし
また、LLDの検出間隔をデフォルトの3600sから60sに変更（即時反映させるため）
■状況
上記設定後、すでに検出されているI/Fアイテムを一旦まとめて削除。再度LLDで検出されたI/Fを確認したところ
設定前と状況変わっておらず
期待値としては、QoS Packet Schedulerの文字列を含むI/F以外を検出する、なのですが
うまく動作しません。
設定するにあたり参考にしたサイトは下記になります。
http://moriya.xrea.jp/tdiary/20130327.html
上記サイトの情報はZabbix2.0のものなのですが、3.系では挙動変わっているのでしょうか？
あるいは一度LLDで検出した場合、Zabbix内でキャッシュ等を保持しているのか。。。
以上、お手数ですがご教示いただけますと幸いです。
lunamio - 投稿数: 12
自己解決致しました。
フィルターのラベルマクロにて、
{#IFNAME}に上記の正規表現を紐付けているのが原因でした。
snmpwalkで.1.3.6.1.2.1.31.1.1.1.1を拾ってみたところ下記のとおりでした。
マッチしないわけですね。。。
IF-MIB::ifName.1 = STRING: loopback_0
IF-MIB::ifName.2 = STRING: tunnel_32769
IF-MIB::ifName.3 = STRING: tunnel_32768
IF-MIB::ifName.4 = STRING: ethernet_32769
IF-MIB::ifName.5 = STRING: ethernet_32768
IF-MIB::ifName.6 = STRING: ethernet_0
IF-MIB::ifName.7 = STRING: ethernet_1
IF-MIB::ifName.8 = STRING: ethernet_2
.1.3.6.1.2.1.31.1.1.1.18を作成した正規表現と紐付けることで、
期待通りの動作となりました。
IF-MIB::ifAlias.1 = STRING: Loopback Pseudo-Interface 1
IF-MIB::ifAlias.2 = STRING: Teredo Tunneling Pseudo-Interface
IF-MIB::ifAlias.3 = STRING: isatap.{4E0957FA-1E9C-4E1E-AB0C-0C0DB0767DB0}
IF-MIB::ifAlias.4 = STRING: Ethernet0
IF-MIB::ifAlias.5 = STRING:
IF-MIB::ifAlias.6 = STRING: Ethernet0-WFP Native MAC Layer LightWeight Filter-0000
IF-MIB::ifAlias.7 = STRING: Ethernet0-QoS Packet Scheduler-0000
IF-MIB::ifAlias.8 = STRING: Ethernet0-WFP 802.3 MAC Layer LightWeight Filter-0000
お騒がせ致しました。