ping監視のキューがたまってしまう現象

お世話になっております。

今回、ping監視のキューがたまってしまい解決策を模索しているのですが
中々解決に至らないので投稿させていただきます。

~環境~
CentOS 7.3
MariaDB 5.5
Zabbix 3.4

監視ping監視しているホスト数は40台で全体の有効アイテム数は953
一秒当たりの監視項目数は11.94です。

ping監視のキューがたまっている事象の記事を見てzabbix_server.confの
StartPingerの値やStartPollerなどの設定を変更し、再起動しても改善が
見られていません。以下にアイテムとserver.confの設定値を記載します。

~ping監視~
icmpping[,3,300000,68,3000]

~zabbix_server.conf~
StartPollers=10
StartPingers=30
CacheSize=32M
CacheUpdateFrequency=120
StartDBSyncers=8

zabbix_server.confについては自身と同様な現象の解決した際の記事を
参考に設定を変更してみました。

※追記
Template App Zabbix Serverのテンプレートは適用して
Zabbix busy icmp pinger processes in %は現在80%になっており、
この記事を書く前にはStartPingers=50にしており、その時は35%くらいでした。
ですがキューの更新待ちアイテムの数が変わりませんでした。

以上、よろしくお願いします。

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ユーザー TNK の写真

intervalやtimeoutが長すぎて、応答が返ってこない対象が1台でも
あった時、記載されていたアイテムキーだと、その処理が3回 x 5
分 = 15分以上かかるので、その間、その処理を行っているpinger
プロセスが占有されてしまうと思います。

占有されてしまったら、そのプロセスを使用しようとしていた他の
ホストへのpingチェックが遅延してしまうことが容易に予想されま
す。

5分間隔で確認したいのであれば、アイテムの更新間隔を5分に設定
して、icmpping[]の引数のintervalは指定しないかもっと短い時間
にした方が良いでしょう。

icmpping[]の引数のintervalは、1回のチェック時に複数のパケッ
トを投げて確認する際のそのパケットを投げる間隔の時間です。
デフォルトでは、3回1秒間隔でICMPを投げて1つでも応答があるこ
とをチェックするようになっていたはずです。

マニュアル:
https://www.zabbix.com/documentation/3.4/manual/config/items/itemtypes/s...

ユーザー K-T の写真

TNK様

アドバイス通りにicmppingに設定されているintervalの設定を指定せず、更新間隔を300sに設定
し直したところキューがなくなりました。

ありがとうございます。

icmppingはinterval間隔ごとにpacketsの回数分行うのかと認識していましたが、
intervalの間隔ごとに1回ずつ、packetsの回数分を行ってアイテムの状態を判定するのですね。

勉強になりました。