これは日本語訳が悪いみたいですね。「または」の部分は、英語だと both ~ and ~ となっています。
>If time-based functions (nodata(), date(), dayofmonth(), dayofweek(), time(), now()) are used
>in the expression, the trigger is recalculated every 30 seconds by a Zabbix history syncer process.
>If both time-based and non-time-based functions are used in an expression,
>it is recalculated when a new value is received and every 30 seconds.
ちなみに、最新の 4.0 のマニュアルでも history syncer の部分が timer になっている以外は同じです。
heya - 投稿数: 319
1. 常にログが Zabbix に届き続けているならそれでもいいかもしれませんが、たまにしかログが出ないようだとどうする?という問題があります。nodata などの時間ベースの関数が無いトリガーの判定は「アイテム取得時」に行われるので。
2. 試してませんが、トリガーの条件式で count を使えばできませんかね?
{host:item.count(300,"対象のログ")}=1 and {host:item.last(0)}="対象のログ"
みたいな感じで。
mitsuyama - 投稿数: 8
1.すいません。よく理解できません。
受信されたログレコードのタイムスタンプは受信した時間になってるので、送信側で抑制されて無ければ取りこぼしは起きないと思うんですけど。
2.正規表現が使いたいので、countはちょっと…
Yasumi - 投稿数: 380
heya - 投稿数: 319
1 については、そもそもの前提が違うのかもしれませんね。
たいていのログは何か問題があったときに書かれるだけなので、それを監視して分かるのは障害が発生したということだけで回復というものがありません(もちろん、障害とそれに対応する回復のログが出るものもありますが、それはここでは考えない)。
このため、ログ監視をすると、障害となるログを検知してアクションを発生した後もトリガーの状態が「障害」のまま残ってしまいます。そういうものだと全員が認識して運用できるならそれでもいいんですが、障害対応が終わったのに状態が「障害」で残っているのが気持ち悪いとか、勘違いするとか、そういった理由から、なんとか状態を正常に戻したい、という要求も出てくるわけです。
それの解決法の一つとして、一定時間該当するログが出ていなければ回復とみなす、そのために nodata を使う、という方法があったのです。
3.2 からはトリガーの状態を手動で回復させることもできるようになったため必ずしも nodata を使う必要はなくなりましたが、自動で回復させたいなどの理由で nodata を使う場面も残っているのです。
そして、「一定時間該当のログが出ていない」ことを確認するために regexp(条件,時間) を使おうとしても、その判定が開始されるのはアイテムが値を取得したタイミング、つまり「何かしらのログを受け取ったとき」であり、ログを受け取っていない間はトリガー判定すらされない(つまり回復もしない)、という話です。
トリガーの条件式に nodata などの時間ベースの関数が含まれている場合は、値取得のタイミングだけでなく定期的(30秒おき)にもトリガーの判定が行われるようになるため、ログを受け取っていなくてもトリガー判定が発生し、自動で回復させられるのです。
前の投稿で書いたのはそういう場面で nodata を使う話だと思って書いたものです。
逆に言うと、それ以外の場面で nodata なり regexp(条件,時間) なりを使いたい場面が思い浮かばないのですが、どういう場面を想定してらっしゃいますか?
2 については、3.2 以降であれば正規表現も使えるようになっていますよ(演算子に regexp を使う)。
https://www.zabbix.com/documentation/3.2/manual/appendix/triggers/functions
それより古いものだと、ぱっと思い浮かびません。
mitsuyama - 投稿数: 8
1.直感的に思ったのですが、regexp(条件,時間)でも30sおきに評価してくれそうなものですが、nodataぐらいしか駄目なんですかね…
というか、評価のタイミングが取得時かどうかってどこで判別できるのでしょうか。
2.ちょっと試してみます。
heya - 投稿数: 319
少々古い 2.2 のマニュアルですが、この挙動自体は今でも変わってないはず。
https://www.zabbix.com/documentation/2.2/jp/manual/config/triggers
>トリガーステータス(条件式)は、Zabbixサーバが条件式中の値が新しい値に更新される度に、再計算されます。
>条件式に時間ベースの関数(nodata、date、dayofmonth、dayofweek、time、now)が使われる場合には、
>トリガーはZabbixタイマープロセスによって、30秒ごとに再計算されます。時間ベースまたは
>時間ベース以外の関数が条件式に使用される場合には、新しい値を受信した時と30秒ごとに再計算されます。
mitsuyama - 投稿数: 8
この文章読むと、時間ベース以外の関数を使ったトリガでも30秒毎に再計算してそうですが、実際の動作してはログが新しく到着しない限り再評価されてないっぽいですね。
いちいちnodata書くのは冗長な気がしますが、諦めてその様に設定します。
ありがとうございました。
heya - 投稿数: 319
これは日本語訳が悪いみたいですね。「または」の部分は、英語だと both ~ and ~ となっています。
>If time-based functions (nodata(), date(), dayofmonth(), dayofweek(), time(), now()) are used
>in the expression, the trigger is recalculated every 30 seconds by a Zabbix history syncer process.
>If both time-based and non-time-based functions are used in an expression,
>it is recalculated when a new value is received and every 30 seconds.
ちなみに、最新の 4.0 のマニュアルでも history syncer の部分が timer になっている以外は同じです。