RHEL7以前のOS/Curlバージョンでは、vCenter6.7のVMwareLLD監視ができない

■環境
Zabbix:4.0.7
Zabbix OS:RHEL7.1

VCSA(vCenter):6.7.0.30000

■事象
vCenterを6.0から6.7に上げたところ、VMware APIのLLD監視が「SSL connect error」になり情報取得不可になりました。
これはVCSAがSSLを閉じたことによるものですが、Zabbix4.0で監視する手法はありますでしょうか。

https://support.zabbix.com/browse/ZBX-15663
https://www.zabbix.com/forum/zabbix-help/366271-vmware-vcenter-6-7

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実際にやってみてはいませんが、VMware側のTLSプロトコル構成の
変更で対応できるかもしれません。

ご参考:
TLS Configurator Utility を使用した TLS プロトコル構成の管理
https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/6.7/com.vmware.vsphere.securit...

ユーザー Yasumi の写真

TNKさんありがとうございます。

oh...これはVMware側でTLSを無効にしSSLを有効にするという理解でよかったですよね。
監視を実現すると思いますが、TLS無効化はあまり良い案に思っていません。。。

現状、最新のZabbixでもvCenter6.7を監視できないのか。。。

ユーザー TNK の写真

サイトの情報をよく読んでください。
無効化だけではなく1.1などを利用できるようにする手順が紹介されているはずです。

ユーザー Yasumi の写真

ありがとうございます、一旦1.1の有効化を試してみようと思います。

ユーザー Yasumi の写真

遅まきながらご報告ですが、TLSv1.1を有効化しても情報取得できませんでした。

根本原因がVC6.7がSSLを蹴っていることっぽいので、TLSv1.1を有効化しても
VMwareのAPI情報は吸い上げれないようです。残念。。。

ユーザー Yasumi の写真

本事象ですが、解決しました。

■根本原因
vCenter6.7以降、「SSLv3~TLSv1.1」は標準で使用されなくなり「TLSv1.2」が使用されるが、
古いOSバージョンでは「TLSv1.2」に対応していないため。
https://support.zabbix.com/browse/ZBX-15663

■回避方法
①vCenter6.7の標準通信で「SSLv3」を許可する。(セキュリティ的に非推奨)
②OSのCurlバージョンを7.34.0以上かつOpenSSLバージョンを1.0.1以上にする。

RHEL8.1でZabbix4.4.4を構築したところ、VMwareAPI情報を収集して、LLD監視できるようになりました。