ディスク使用率の監視
4.4.7のバージョンを使用しております。
Linuxノードに対してテンプレート「Template OS Linux by Zabbix agent」を割り当ています。
上記のテンプレートを割り当てるとディスク監視アイテムはあるのですが、どれもディスクの使用率によって
トリガー発動するのではなく、残りディスク容量が5GBや10GBの時にトリガーが発動するように見受けられます。
以前のバージョン(3.0系)ではディスクは使用率(%)によってトリガー発動するようなテンプレートであったかと思います。
以前のバージョンのようにディスクを使用率によってトリガー発動するようにするためにはテンプレート内のアイテムとトリガーを編集するしか方法はないのでしょうか。
または別のLinux用のテンプレートであればディスク使用率で監視することができるのでしょうか。(その場合CPUや、メモリ等の標準的な監視がなくなる?)
以下Disk監視トリガー
名前:/: Disk space is critically low (used > {$VFS.FS.PUSED.MAX.CRIT:"/"}%)
条件式:{RHEL7.7_10.93:vfs.fs.size[/,pused].last()}>{$VFS.FS.PUSED.MAX.CRIT:"/"} and
(({RHEL7.7_10.93:vfs.fs.size[/,total].last()}-{RHEL7.7_10.93:vfs.fs.size[/,used].last()})<5G or {RHEL7.7_10.93:vfs.fs.size[/,pused].timeleft(1h,,100)}<1d)
上記トリガー以外にも複数のDisk監視のためのトリガーが散在しているようでした。
そのほか必要な情報等あればお申しつけ下さい
TNK - 投稿数: 4769
条件式をよく見て頂きたいのですが、
・ディスクの使用率が90%を超える
かつ
・ディスク空き容量が5G未満、または過去1時間の変化率を基準に
1日未満で100%になると予測された
の場合に障害と判定されると思います。
既存のテンプレートを変更するか、テンプレートをコピーして、別
のテンプレートを用意して変更し、その変更したテンプレートを使
うようにテンプレートへのリンクを変更してください。
用途や役割に合わせて分割されてはいますが、テンプレートの
Template OS Linux by Zabbix agent
を使用している場合、ディスク関連のトリガーは、リンクされてい
るテンプレート
Template Module Linux block devices by Zabbix agent
Template Module Linux filesystems by Zabbix agent
にあります。
ブロックデバイスとファイルシステムと別の視点での監視設定にな
っています。
ファイルシステムの空き容量の監視に関してであれば、後者のテン
プレートのディスカバリルール内に設定があります。
ご確認ください。
hitode - 投稿数: 4
TNK様
早速返信していただきありがとうございます。
$VFS.FS.PUSED.MAX.CRIT
上記環境変数が別箇所でしきい値の設定をしていることを理解しました。
>テンプレートをコピーして、別のテンプレートを用意して変更し、
>その変更したテンプレートを使うようにテンプレートへのリンクを変更してください。
こちらを採用させていただきたいともいます。
テンプレートコピー後$VFS.FS.PUSED.MAX.CRITの値を変更し
複数のしきい値に対応できるようにしたいと思います。
ご回答いただきありがとうございました。
TNK - 投稿数: 4769
マクロ「{$VFS.FS.PUSED.MAX.CRIT}」は、
テンプレート「Template Module Linux filesystems by Zabbix agent」
で設定されています。