nodataを利用した生死監視がうまく動きません
zabbixを導入して、試用し始めたところですが、完全にはまってしまいました。
zabbixはver1.8.5をインストールし、正常に動作しています。
やりたいこと
ハブやスイッチも含めた生死監視を行いたいので、テンプレートに生死監視用の設定をかき、ハブやサーバに適用することで通信できない場合にアラートを上げたい
やってみたこと。
生死監視で検索すると、Zabbixトラッパーを設定することでできるという記述があり、使っていないハブをネットワークに接続し、以下のような設定を書いてテストしました。
このテスト時は、ネットワークケーブルを抜くとアラートがダッシュボードにきちんと表示されていました。
(ただ、ネットワーク接続復帰後も、アラートが出っ放しでしたが、これは別の問題ですのでまた別スレッドにします)
対象のホスト(ハブ)にアイテムtickを追加
タイプ Zabbixトラッパー
データ型以降のパラメーターはデフォルトのまま。
値のマッピングの使用 なし
アプリケーション なし
同じく対象のホスト(ハブ 名称testHab)にトリガーを追加
名前 ticktick
条件式 {testHab:tick.nodata(180)}=1
トリガ依存なし
イベント生成 ノーマル+障害イベントを継続して生成
深刻度 致命的な障害
この条件で成功したため、今度はこのチェック用のテンプレートを作成し、同様に設定を行いました。
上記設定から、testHabにあたる部分がテンプレート名に変わったものを作成し、ホストに適用してみましたが、問題なく動作しているホストすべてで障害としてアラートが上がるようになりました。
逆に不具合となるようにLANケーブルを外したハブも同様の警告が上がる状態です。
そもそもの段階で、テンプレートにこの記述では思ったような動きにならないのでしょうか。
また、サーバおよびスイッチ類の生死監視(pingが届くかレベル)として適切な設定なのでしょうか。
過去ログも検索してみましたが、上記設定の情報以上のものが見つけられず難儀しております。
よろしくお願いいたします。
kodai - 投稿数: 1341
単純にpingによる生死監視を行うだけであれば、アイテムに
- タイプ: シンプルチェック
- キー: icmpping
を設定すればpingによる死活監視を行ってくれます。
icmppingは通信成功時に1、失敗時に0を返すので、トリガーは
{hostname:icmpping.last(0)}=0
と設定すれば障害時にイベントを生成してくれます。
yas - 投稿数: 43
教えていただいた通りおこったところ、うまくいきました。
実ははまってしまってはいたのですが、fpingのパーミッションがうまく設定されていなかった、という落ちで(汗)
障害から復旧した場合、警告が消えるのも確認できました。
ありがとうございました。