Zabbixエージェントインストールの影響で、「/etc/passwd」が更新される可能性について

断定はできていないもの、Zabbixエージェントをインストールした時間帯に、
「/etc/passwd」のバックアップファイルである、「/etc/passwd-」が生成されていました。

その影響により、「/etc/passwd」に記載されていたシステムアカウントに関連するアプリケーションが、
OS再起動後に起動できない事象が発生しました。
復旧対応として、「/etc/passwd」をバックアップファイル「/etc/passwd-」と差し替えることで、
正常にアプリケーションは起動することができました。

しかし、「/etc/passwd」が書き換わった原因が不明なため、投稿させて頂きます。
また、問題切り分けのため、Zabbixエージェントをアンインストールした際に、
下記警告通知が表示されたので、インストールに失敗した影響による可能性を
危惧しております。

〇Zabbixエージェントアンインストール時の警告通知
# rpm -q zabbix-agent
zabbix-agent-3.2.7-1.el7.x86_64
# rpm -e zabbix-agent-3.2.7-1.el7.x86_64
警告: ファイル /var/run/zabbix: 削除に失敗しました: そのようなファイルやディレクトリはありません
警告: /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf は /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf.rpmsave として保存されました。
# rpm -q zabbix-agent
パッケージ zabbix-agent はインストールされていません。

〇環境
OS:Red Hat Enterprise Linux Server release 7.3 (Maipo)
ZBXエージェント:zabbix-agent-3.2.7-1.el7.x86_64

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ユーザー TNK の写真

Zabbixエージェントのインストール時には、Zabbixエージェントを
稼働させるためのユーザー「zabbix」が無ければ作成します。
ユーザーが存在しなければ、ユーザーが作成され/etc/passwdは変
更されます。
アンインストール時に出力された警告は問題ありません。
起動してなかったことで/var/run/zabbixディレクトリが無かった
ことと、設定ファイルをバックアップしたというだけです。
 
 
Zabbix 3.2は、約3年前にサポートが終了していますので、使用さ
れることは非常に強くお勧めしません。

ユーザー krkala の写真

ご回答ありがとうございます。

確かに、インストール時にユーザー「zabbix」は存在しなかったので、作成されたと思われます。
しかし、同様の環境で複数台、同じバージョンのZabbixエージェントをインストールしておりますが、
本件現象が発生したのは、このサーバーのみでした。
他に、/etc/passwdが変更される追加の要因等が考えられますでしょうか?

また、Zabbix 3.2は、サポートが終了しているとのご指摘も頂いておりますので、
最新バージョンに切り替えることも視野に入れて対応する予定です。

ユーザー TNK の写真

動いていた状態から動かなくなる状態になるまでに、何を行ったの
かを再度洗い出してみてください。
通常のオペレーションであれば、ユーザー情報の追加・変更・削除
の際にしか更新されませんが、お行儀の悪いソフトウェアが直接フ
ァイルを操作したという可能性は無いとは言えません。

あと、/etc/passwdと/etc/passwd-の差分は確認されましたか?
どのような差分があったのかを確認し、どの差分が問題であったの
か原因を明確にしておいた方が良いと思います。

ユーザー krkala の写真

ご回答ありがとうございます。
/etc/passwdと/etc/passwd-の差分を確認する限り、zabbixアカウントの差分がありました。
そのため、Zabbixエージェントを再インストールして再現するか確認する予定です。
また、再現しなくてもZabbixのバージョンアップも予定しています。