「zabbix_agentd.exe」が高負荷となってしまう対策について

zabbixでWindowsサーバの監視を実施しているのですが、一部サーバにて
再起動後にCPU利用率が高騰(100%近く)する事象が発生しており、CPU高騰時のプロセスを確認致しましたところ、「zabbix_agentd.exe」が高負荷となっておりました。
その影響かは分かりませんが、Oracleのアンチウイルスソフトサービスが起動失敗する事例が発生しています。
agentd.exeが高負荷となってしまう事象について、何か解決策などはありますでしょうか。
高負荷を発生させない対策などがありましたらご教授頂けないでしょうか。

以上、よろしくお願いします。

プロセス名 CPU時間(秒)
zabbix_agentd.exe 972.3
System Idle Process 46.0
services.exe 4.1
System 3.6
NTRtScan.exe 2.1
svchost.exe 2.2
wscript.exe 1.1
wmiprvse.exe 1.1

なお、対象サーバで使用しているアイテムは以下の通りです。

perf_counter[\Processor(_Total)\% Processor Time]
perf_counter.disk.size[use.C]
perf_counter.disk.size[use.D]
perf_counter[\Memory\% Committed Bytes In Use]
eventlog[System,,Error]
eventlog[System,,Warning]
eventlog[Application,,Warning]
eventlog[Application,,Error]
perf_counter[\LogicalDisk(C:)\% Free Space]
perf_counter[\LogicalDisk(D:)\% Free Space]
icmpping
service_state[IISADMIN]
service_state[W3SVC]

以上、よろしくお願い致します。

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ユーザー TNK の写真

利用されているZabbixのバージョンを明記頂いていませんが、
1.8系であれば、1.8.16、2.0系なら2.0.6を利用されていますか?

もし、古いバージョンを利用されている場合は、利用されている
1.8系、もしくは2.0系のどちららの最新バージョンを試してみて
頂けませんでしょうか?

あと、アイテムの更新間隔もご確認ください。

ユーザー kodai の写真

Windowsですとイベントログの取得が比較的負荷が高くなりやすい処理です。再起動後にということなのですが、通常は再起動したとしても前回読んだ続きからイベントログを取得するため高負荷になるということはないはずです。

再起動後にイベントログを最初から取得しなおしていたり、Zabbixの画面のヒストリから見たときに、「タイムスタンプ」と「ローカル時間」の差が大きくなっているイベントがあったりしないでしょうか?

ユーザー kobaya の写真

ご返答ありがとうございます。

>TNKさん
バージョンは1.8.3を利用しておりました。負荷が上がるという事象が解消されるのであればバージョンアップを検討したいと思います。イベントログアイテムの更新間隔は1秒としていました。短いでしょうか。。?

>kodai さん
ご返答ありがとうございます。通常は再起動したとしても高負荷になるという事がないのですね。
ご指摘頂いた「タイムスタンプ」と「ローカル時間」の差は見受けられませんでした。。

ユーザー TNK の写真

1秒だと短いと思います。
起動直後に初期処理を行っている間に、次のチェックが始まってし
まうなどして、処理しなければならない量が溜まってしまうことも
予想されます。

負荷検証などをおこなって、より細かな負荷状況の変動を取得する
時には、1秒などの短い間隔に設定することも考えられます。
とはいえ、項目にもよるとは思いますが、短くても10秒とか30秒間
隔にした方が良いように思います。
長期の傾向の把握をするような項目であれば、5分間隔でも十分把
握できるものもあるでしょう。

取得間隔を10秒などに伸ばして確認してみていただけませんか?

あと、Zabbix 1.8.3以降で様々な脆弱性が確認されて修正されてい
ます。
サーバ側も1.8.3である場合には特に注意が必要です。
脆弱性を利用した攻撃を受けてしまう危険性がありますので、より
新しいバージョンへの移行をご検討ください。