Netscreenリソース監視の設定方法について
現在、Zabbix初心者になります。
snmpエージェントを使用して、Netscreenのメモリ使用率やディスク使用率のリソース監視をしたいと考えております。
全くの初心者であるため、どの情報が必要か理解できておりませんので、ZabbixとOSのバージョンを記載いたします。
Zabbix 2.0.6
OS: CentOS 6.4
Zabbixエージェントを使用する際は、キーを選択できますが、snmpエージェントの場合だとキーが選択できないため、
どのように設定すればよいかわからず困っておりました。
また、トリガーの条件式についても、ご教示いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
KAZ - 投稿数: 1085
TRHKさん
下記にあるNetscreenのテンプレートは参考になりますか?
https://www.zabbix.com/wiki/templates/start
TRHK - 投稿数: 3
KAZさん
早々のご連絡ありがとうございます。
上記のHPにてインポートしましたが、「インポートに失敗しました」と表示されました。
下記エラーメッセージとなります。
■zabbix_export-ns25.xmll
作成: "Template_ns-25"のアイテム"NETSCREEN Ping Check"。
作成: "Template_ns-25"のアイテム"Latency Measurement"。
アイテムキーのエラー: "アイテムのキーのフォーマットが正しくありません。"
■juniper_ssg140.xml
作成: "Template_Juniper-SSG-140"のアプリケーション"Netscreen - Status"。
作成: "Template_Juniper-SSG-140"のアイテム"NETSCREEN Ping Check"。
作成: "Template_Juniper-SSG-140"のアイテム"Latency Measurement"。
作成: "Template_Juniper-SSG-140"のアプリケーション"Netscreen - Interfaces"。
アイテムキーのエラー: "アイテムのキーのフォーマットが正しくありません。”
エラーメッセージ内容が理解できておりませんので、合わせてご教示いただけますでしょうか。
TNK - 投稿数: 4769
テンプレートがインポートできなかったのは、恐らく、1.8用のテ
ンプレートで、2.0ではサポートしていないものが含まれていたの
でしょう。
とはいえ、そのXMLファイル内に記載されている項目名やOIDは参考
になると思いますので、テキストエディタやXMLに対応したブラウ
ザなどで内容も見てみてください。
あと、Zabbixを利用したSNMPの監視の設定は、以下のURLにある、
ZABICOM / ZabbixによるSNMPポーリング監視
という記事が参考になると思います。
第2回 ZABICOMの設定方法 - ネットワーク監視編
http://thinkit.co.jp/story/2010/12/14/1924
汎用的なSNMPでの監視は、Zabbix 2.0系ならテンプレート
Template SNMP Device
もしくは、そのテンプレートにリンクされている
Template SNMP Generic
Template SNMP Interfaces
を対象の機器を登録したホストの設定の「テンプレート」タブで
リンクを追加するだけである程度の監視を行うことができます。
しかし、NetScreen独自の項目に関しては、アイテムとして用意さ
れていないと思いますので、NetScreenのMIB情報を調べて、必要な
項目を追加すればよいと思います。
NetScreenのMIB情報に関しては、以下のサイトにあるようですので、
利用されているOSのバージョンを確認して、ダウンロードしてみて
ください。
http://www.juniper.net/techpubs/software/screenos/mibs.html
SNMPやMIBが良くお分かりにならないのであれば、まずはSNMPに関
して学ばれた方が良いかもしれませんので、以下のURLなどをご参
照されてみてはいかがでしょうか?
SNMPによるネットワークモニタリング 第2版
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/special/0705/snmp/
heya - 投稿数: 319
こんにちは。
バージョンが違うんじゃないかと思います。
どうもあのページは古いみたい(2.0に関する記述がない)なので、そのリンク先のxmlも古い可能性があります。で、確か2.0はデータの形式が変わったと思うので、1.8用のxmlはうまくインポートできないのだと思います。
で、「参考にする」方法ですが、xmlの中の<item>~</item>を見て、それを元に手動で一つ一つアイテムを設定していくといいと思います。
https://www.zabbix.com/documentation/2.0/manual/xml_export_import/hosts
ここのhosts/host/items/itemのところに各項目の説明があります(2.0での説明なので、1.8用のxmlだと一部違うところもあるとは思いますが)。
また、ここには書いてありませんが、value_typeについては
0:数値(浮動小数)
1:文字列
2:ログ
3:数値(整数)
4:テキスト
となっているようです。
例えば、
<item type="1" key="IF-MIB::ifInErrors.1" value_type="3">
この場合、
type="1"→タイプがSNMPv1
key="IF-MIB::ifInErrors.1"→キーがIF-MIB::ifInErrors.1
value_type="3"→データ型が数値(整数)
ということになります。
そして、<snmp_oid>~</snmp_oid>がSNMP OIDに相当するものです。
value_typeとsnmp_oidが分かれば、あとは自分の環境(コミュニティなど)や希望する動作(更新間隔やヒストリの保存期間など)に合わせて設定していけばいいのです。
>snmpエージェントの場合だとキーが選択できないため、
>どのように設定すればよいかわからず困っておりました。
キーは任意です。ホスト内で一意でありさえすれば何でもいいです。
トリガーについても同様に<trigger>~</trigger>を参考に、
description→名前
expression→条件式
type→0:障害イベントを継続して生成にチェックを入れない、1:チェックを入れる
priority→深刻度(0:未分類、1:情報、・・・、5:致命的な障害)
こんな感じで。
※>となっている部分は>、<となっている部分は<、と読み替える必要があります。
追記:
書いている間にTNKさんに先を越されていたようですね。
しかし、消すのもなんなんでこのままにしておきます。