監視対象アイテムが不定期に「取得不可」となる

ジョブスケジューラソフト(JP1/AJS)のログ監視をZabbixで行っているのですが、
監視対象アイテムが不定期に「取得不可」となり正常に監視が行えない現象が起きています。
同様の現象の経験や設定として確認すべき箇所等ありましたら教えて頂け無いでしょうか。

※取得不可の理由は「Cannot obtain information for file "ログのパス": [2] No such file or directory」となります
※正常に取得できる(アイテムが「有効」となる)タイミングもあります
※「取得不可」状態の間に発生したログは「有効」となったタイミングで一気にヒストリに値が入りトリガーが起動されます

下記、過去事例と状況似ているのですが何れも解決しておらず、
私の環境ではログに新規書き込みがあったとしても「取得不可」のまま数時間経過することもあります。
http://www.zabbix.jp/node/3650
http://www.zabbix.jp/node/3558
http://www.zabbix.jp/node/2781

■環境
OS: CentOS 7.3
サーバ: 3.0.10
エージェント:3.0.14
監視対象ログ:/opt2/jp1ajs2/log/schedule/AJSROOT2/ajs-log1.log
※サーバとエージェントは別のサーバですが同一セグメントです
※SELinuxはどちらもDisabled

■アイテム設定(設定箇所)
タイプ:Zabbixエージェント(アクティブ)
キー:log[/opt2/jp1ajs2/log/schedule/AJSROOT2/ajs-log1.log,@schedulelog]
データ型:ログ
更新間隔(秒):30

■今までに試行したこと。
1.サーバ及びエージェントの設定に「AllowRoot=1」追加
 ⇒状況変わらず
2.該当ログを/tmpにパーミッション777で配置し監視(更新はechoによる追記)
 ⇒状況変わらず
3.該当ログのシンボリックリンクを作成し監視
 ⇒状況変わらず
4.一度設定及びヒストリを全て削除してから再設定
 ⇒状況変わらず

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ユーザー TNK の写真

「[2] No such file or directory」となるということは、監視し
ていたファイルが一時的にでも存在しない状態なったのでしょう。

その対象のログファイルのローテーションはどのようにされていま
すか?
JP1/AJS側にファイルを移動されたり削除されたりしていませんか?

JP1/AJSのログファイル出力方法をご確認ください。
Zabbixのlog[]が対応しているのは、基本的にテキストファイルで
単純に追記され続けるログファイルのみです。

ユーザー wnakano の写真

TNKさん

早速のコメントありがとうございます。
ログローテーションはサイズで行われ、ajs-log1.logとajs-log2.logというファイルを循環して使用する仕組みになっていますが、
「[2] No such file or directory」となっている時間帯にローテーションは行われていませんでした。

JP1/AJSのログファイル仕様は以下の通りとなります。
(開発販売元の日立社の公式回答です)
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・ログ出力の際は「追加書き」
・サイズによる切り替え時は「切り替え先のファイルを0バイトクリアして先頭から書き込み」(inode番号が変更されずにファイルサイズが小さくなる)
※ファイルが一旦削除されることはない
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また、ログが格納されているディレクトリはローカルディスク上にありマウントが外れていたり通信断が発生していたといったこともありません。