テンプレートを分けずに閾値の異なるトリガーを設定したい場合

■バージョン
Zabbix:3.4.9

■内容
下記でも同様な質問が出ていましたが、ホストAとBで閾値の異なるトリガーを設定したい場合
それ以外のアイテムキーやトリガー設定がすべて同じだとしても、
テンプレートを分けないといけない、ということでしょうか。

同じテンプレートを使用しつつ、グループ別にトリガーのServerityを制御する方法はありますか?
http://www.zabbix.jp/node/4633

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●テンプレート
system.cpu.util[,idle]※ここだけホストAとBで閾値を変えたい
system.cpu.load[percpu,avg1]
vm.memory.size[used]
system.swap.size[,used]
system.uptime
etc...

■理想
ホストA
・下記は設定される
{Template OS Linux:system.cpu.util[,idle].avg(600)}<70

・下記は設定されない
{Template OS Linux:system.cpu.util[,idle].avg(600)}<50

ホストB
・下記は設定される
{Template OS Linux:system.cpu.util[,idle].avg(600)}<50

・下記は設定されない
{Template OS Linux:system.cpu.util[,idle].avg(600)}<70

※上記以外のアイテム・トリガー設定はすべて同じ
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トリガー設定だけを、別テンプレートで個別に設定しようとしても
同じアイテムキーだと弾かれてしまうのが痛いなと感じています。。。せっかくのテンプレートなのに。。。

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ユーザー TNK の写真

同じテンプレートをリンクして特定のホストのみトリガー自体を設
定しないということは不可能です。

トリガーの条件式にはユーザーマクロを使用することができるので、
テンプレート自体に設定したマクロで条件式を作成し、ホストのマ
クロでそのマクロの値を上書きするということは可能です。

これを利用して、同じテンプレートを使用して監視の設定を行い、
閾値の異なる特別なホストだけホストのマクロを設定することで、
閾値の異なるホストの監視を行うということであれば可能です。

条件式の例:
{Template OS Linux:system.cpu.util[,idle].avg(600)}<{$MIN_IDLE}

ユーザー Yasumi の写真

やはり、出来ないのですね。ありがとうございます。

閾値にマクロを用いる手法があるのは知っていましたが、こうやって使うとは!

大変勉強になります。

※ただ、Agent監視ではできそうですが、LLDで生成されたゲストVMには
 手動でマクロを追加できないため、ゲストVMではだめっぽいですね。