zabbix_agentのインストール有無での監視項目の違い

こんにちは

基本的なことになりますが、zabbix_agentをインストールしていない場合と比べて
インストールしている場合でできる監視とは何なのでしょうか。

インストール有無での監視の違いについて教えて頂けないでしょうか。

コメント表示オプション

お好みのコメント表示方法を選び「設定の保存」をクリックすると変更が反映されます。
ユーザー TNK の写真

Zabbix 1.8以降であれば、監視する際にTelnetやSSHなども利用することができるようになっています。

ですので、監視対象がUNIX系のOSであれば、Zabbixエージェントがインストールされていなくても、Zabbixエージェントで取得することができる項目と同じ値が取得できるシェルスクリプトやプログラムを作成し、Zabbixサーバからそれらを呼び出す設定を行うことで値の取得をして監視することができると思います。

ただ、それらのシェルスクリプトやプログラムを作成するのも面倒ですし、作成したとしてもそれらを各サーバに配布しなければなりませんので、管理のための作業時間や手間がかかってしまいます。取得する値によってはデータベースを用意しないと実現が困難かもしれません。
特にログ監視のように監視対象側から能動的な通知が必要な場合は面倒です。

それ以前に、そういったスクリプトやプログラムをインストールしたくない、もしくは許可されていないためにZabbixエージェントが導入できないような会社もあるのではないでしょうか。

何も各監視対象に置いたりインストールしないのであれば、

 ・pingでの到達確認
 ・Web監視の機能を利用したWebサーバへのアクセス確認
 ・その他TCPでのポートへの接続確認

程度しかできないと思います。

Windows系の場合も同様に、ZabbixエージェントもSNMPエージェントもインストールできないのであれば、

 ・pingでの到達確認
 ・Web監視の機能を利用したWebサーバへのアクセス確認
 ・その他TCPでのポートへの接続確認

程度しかできないと思います。
CPUの負荷状況やメモリやハードディスクの利用状況などはエージェントが無ければ監視できないでしょう。

ユーザー masayoshi の写真

TNKさん

ご丁寧な説明をして頂きありがとうございます。
今回、返答を頂き一歩zabbixについての理解を深めることができました。

ありがとうございます。