Zabbix 3.0.4、2.2.14リリース
Zabbix 3.0.4、2.2.14がリリースされました。
今回は、両方のバージョンともSQLインジェクションの脆弱性の修正が行われているようです。
3.0.4の主な修正点は以下の通りです。
- 「最新データ」画面のSQLインジェクションの脆弱性を修正
- Zabbixエージェントインターフェースの無いホストでのSSHを利用したリモートコマンド実行を修正
- SNMPを利用してLLDで取得できたデバイス数が小さくなった場合の問題を修正
- マップ表示時の深刻度によるフィルタを修正
- テンプレートの選択やホストグループの選択などのポップアップでリストが表示されなかったのを修正
- Web監視画面の自動リフレッシュを修正
- ローカルのタイムゾーンとサーバー自体のタイムゾーンの不一致で発生する問題を修正
- マップの要素設定のポップアップでのデフォルト値を修正
- Windows上でのソケットに関するエラーメッセージ処理を修正
- ユーザーマクロ内の誤ったキーの引数によってシンプルチェックの処理時にサーバーやプロキシが異常終了する問題を修正
- 更新間隔がカスタマイズされたアイテムのグラフの線を描画するよう修正
- AIX 5.2と5.3でエージェントをコンパイルできるよう修正
- Solaris 10でサーバーやプロキシのコンパイルエラーを修正
- ホストプロトタイプの長さ制限を修正
- イメージのタイプ選択を「管理」->「一般」->「イメージ」の上部に移動
- CSSファイルのサイズの縮小
2.2.14の主な修正点は以下の通りです。
- 「最新データ」画面のSQLインジェクションの脆弱性を修正
- APIのtrigger.updateメソッドで変更していないトリガーを上書きしてしまわないよう修正
- ローカルのタイムゾーンとサーバー自体のタイムゾーンの不一致で発生する問題を修正
- イベントやグラフとスクリーンで時刻選択の初期値を修正
- ユーザーマクロ内の誤ったキーの引数によってシンプルチェックの処理時にサーバーやプロキシが異常終了する問題を修正
- Solaris 10でサーバーやプロキシのコンパイルエラーを修正
各リリースの詳細な修正点はリリースノートをご確認ください。
ダウンロードは以下のURLから行うことができます。